伝道者の書11:9-10
『若い男よ。若いうちに楽しめ。若い日にあなたの心を喜ばせよ。あなたの心のおもむくまま、あなたの目の望むままに歩め。しかし、これらすべての事において、あなたは神のさばきを受けることを知っておけ。
だから、あなたの心から悲しみを除き、あなたの肉体から痛みを取り去れ。若さも、青春も、むなしいからだ。』
若い時は選ばれた良い時間です。
その時間をどのように過ごすかによって、その後の人生が大きく変わります。
今の時代の若者は、自信を無くして絶望している人がとても多いです。
コロナや経済不況などで落胆している人も多いです。
しかし若い時は楽しく過ごさないといけないです。
そのため、ソロモンは『心から悲しみを除き、肉体から痛みを取り去れ。』と言いました。
『心を喜ばせ、心のおもむくまま、あなたの目の望むままに歩め、』と言われたことを、自由奔放に生きて良いのだと誤解してはいけないです。
ソロモンが言いたいことは、若者たちが悪を捨てて、善を行いなさいということです。
自由奔放に生きることが幸せだと思い、ソロモン王はそのように若い時を過ごしました。
しかし神によって、その生き方が裁かれることを聞かされた後に、自分がやってきたすべてのことが空しいと悟りました。
自由奔放に生きることがすぐに幸せになる道に見えますが、結局は神のさばきを受ける苦しみに変わることを覚えないといけないです。
若い時に良いことをしながら生きると、それが自分の人生を幸せにしますし、希望も出てきます。
【関連聖句】
ルカの福音書12:29
『何を食べたらよいか、何を飲んだらよいか、と捜し求めることをやめ、気をもむことをやめなさい。』
【聖書通読】
-行いのない死んだ信仰-
- ヤコブ2:14-26
《 3分バイブルボイス 》