七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

重版出来

2016-04-29 15:03:53 | 日記
たまたまテレビをつけたらやっていた。
「重版出来」第3話。
もう30分過ぎていたので、話半ばなり。
でも観ているうちに引き込まれた~。
なんだ、この感動は!

噂では業界人(漫画関係者ね)がこぞって観ているらしい「重版出来」
私もとりあえず観てますよ。
テレビでは見逃しが多いので、一週間以内なら無料で視聴できるTver(ティーバー)で。
ちっさいスマホ場面で観てますの、ほほほほ。

ちなみに「スミカスミレ」もほとんどスマホ視聴でございました。
最終回泣けたわ~。
面白かったなぁ「スミカスミレ」

と話は戻って。
この「重版出来」は、私たち漫画家が普段接することのない立場の方や
現場を見知ることができる貴重な番組であるなぁ、と感じるわけです。

漫画家にとって、基本担当の編集さんが全てです。
全ての窓口です。
なので、それ以外の
営業さんのお仕事などは詳しく知らなかったりするのです。

今回の第3話では、印刷に回されるところまで描かれていましたが。
おお!吹き出しにこのようにセリフが入るのか~…などと感心したり。
(昔は編集さんが切り貼りしていたのよ)

漫画家は原稿を渡してお終いだけど。
その後の編集さんの大変さとか、
案外わかっていなかったなぁ、と反省したり(-。-;
(だから原稿遅れちゃイカンのだ!ううう…)

回を重ねるたびに勉強になったり。
そうそうそういうことだよねぇ、と深く頷いたり。

今回の第3話は、担当編集さんと漫画家の絆の話だったから共感しっぱなしで。
あるある、あるねぇ、みたいな。

主役の心ちゃん、いいね。
一生懸命さがいいね。
こんなコと仕事できたら楽しいだろうなぁ。
なんか、成長を楽しみに仕事が出来る幸せ。
でも締め切りの遅れにはキビシそうだなぁ(~_~;)

そして今回のテーマは「読者」ね。
誰の為に漫画を描くのか。
そうなのよ。
読者さんの為に描いているのよ。

伝わらないお話ではダメなのよねぇ。
どうやって面白がってもらえるか。
描きたい内容を理解してもらえるか。
独りよがりになっていないか。
これまた編集さんにビシバシご指導いただくのです。

でもって。
「(漫画家に)自由に描かせるのはいい。
でもな、楽はさせるな。
苦しみは作品の出来に比例する!」

という副編集長さんのセリフ。
ズドンと腹にきたわぁ。
ら、ら、楽はしていませんよぅ。
頑張ってますよぅ。

ということで。



ネームやっと昨日打ち合わせが終わって下絵に入りま~す。
相変わらず遅い進行だ…(T ^ T)
下絵に入れば音もOK。
やっと手島葵チャンのCDをゆっくり聴けます。

そうそうCDといえば。



買ったわよ。
猫侍のCD。
それとコレも。





ふっふっふっふ~♪
玉之丞ちゃんことあなごちゃんの日めくりカレンダーも!

当初は「猫侍コレクターズセット」でしか販売していなかったんだけど。
やっとバラ売りしてくれました。
さすがにセットは高くてね~…。
まずはCDと日めくりが入手できたので満足満足です(*^^*)

この日めくりカレンダーは年と月がないタイプなので、
永遠に使い続けられるスグレモノ。
毎日あなごちゃんに会えるシ・ア・ワ・セ~ですな。



これが本日の一枚。
明日はコレ。



はぁ~、幸せ幸せ~。
自分ちの猫もいるのに、ヨソサマの猫にうっとりなんて。
立派な浮気ですな、はははは。

さて仕事仕事。
連休中も、もちろん仕事さ!
心ちゃんに叱られないように頑張って仕事しなくちゃなぁ(^o^)







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2 コメント

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ですね~(^^) (ちょび)
2016-04-29 22:16:55
セリさん
重版出来良いですね
毎回泣いたり、笑ったりしながら楽しみに見ています。

出版社に勤めていた頃(私は児童書や婦人誌担当の部署でしたが)編集や営業担当の方は、本当に毎日目マグルしく深夜まで仕事してました

みんな忙しいのだけど生き生きしていて、大好きな職場でした。

ドラマ見ていると、すごい懐かしい気持ちになります(^^)
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おおお~ (セリ)
2016-04-30 12:08:31
ちょびさん

まぁ、出版社にお勤めだったんですね!
じゃあ、あの編集部の雰囲気とか、よ~っくお分かりですよね(^^;;

なんか私も懐かしくて、ついつい感情移入して観てしまいます。
原作が漫画なので本当によく出来ているんですよね(*^_^*)
ドラマの中に、必ず胸に突き刺さる一言があるのもミソですな~。

来週が楽しみです。
果たして、心ちゃんは有望な新人に出会えるのかな?
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