七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

池田画伯2

2015-06-30 09:38:06 | 日記
池田次男・遺作展で撮ってきた写真。
ブログで公開してもいいですよ、と快諾をいだだきました(^-^)
ありがとうございます!

ではさっそくお言葉に甘えて。



最初に撮った一枚。
「コレいいなぁ。」とビビっときて撮りました。













自分好みの絵ばかり撮ってきたので風景画が多くなってしまいましたが。
もちろん他にも、いろんな絵がありましたよ。



この絵が「池田画伯らしいタッチ」とファンの方達が言われる一枚。



そしてこちらが晩年の池田画伯の作品です。
まるでタッチも表現方法も違う。
50代の後半はこのような作品が多いようでした。



絶筆になった最後の作品。
撮り方下手くそ~(~_~;)
テカっていてよく見えませんがなぁ。

入院されるギリギリまで絵筆を握って、この絵に向き合っていたそうです。
また違う世界に行こうとしていたのかもしれない一枚です。

写実的な絵が最後になってしまったけど。
これは通過点の絵に過ぎなかったんでしょうね。
この先が必ずあったはずです。

絵を描くことが大好きで、365日絵筆を握っていた方だったそうです。
お酒を飲んでいる時はデッサンを描き。
絵画教室で生徒さん達が描かれている間にも、ご自分も描かれていたとか。

遺作展の会場にいる間、なんとなく池田画伯を感じていました。(お会いしたことはないけれど^_^;)
ご自分も、この遺作展を楽しんでおられたのかもしれないです。

そして、自分はまだ描ききれていない。
この先を描く為に、また画家として生まれて生きる!
そんな気配を感じました(^^)
本当に味わい深い絵画展でした。



この味わい深い後頭部は。



ニモくんで~す。
最近見たことない猫が家の周りをウロついているので、気が気じゃないのです。
我が家ではコッソリ(ウチの猫達に内緒で)ゴハンをあげていま~す。

また1歳にもなってない子供みたいなの。
小さい猫を見ると、どうしても大きくしたくなる我が家。
もっと食べて太れよ~(*^o^*)







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4 コメント

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素晴らしいです^ ^ (ちょび)
2015-06-30 19:55:46
セリさん
素敵な池田画伯の絵を見せて頂き、ありがとうございます^o^

私は絵心がなくて、自分が描くのは苦手なんですか、絵や写真を見ることは大好きで特に田園や日常の何気ない風景画が好きなんです^ ^

池田画伯の絵は、絵から風の匂い、木々の揺れる音が伝わってきそうですね。

そして、ニモくんの後ろ姿も可愛い~
(≧∇≦)
トントンしたいですぅっ!怒られますね(笑)
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ありがとうございます! (Unknown)
2015-06-30 21:51:41
先日は暑い中足を運んでいただきありがとうございました。セリさんらしい五感を通した分析力で父の作品を観ていただき、その心のこもった文章に込み上げてくるものがありました。
本当にありがとうございましたU+2728
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そうなんですよ~ (セリ)
2015-06-30 22:42:07
ちょびさん

やっばり絵の好きな方にはわかるんですね。
ホントに一枚一枚に臨場感があって。
絵の中に自分が入っていくような感じになりました(^-^)
絵画展自体に行くのが久しぶりで。
とても楽しむことができましたヨ。

東京にいるころは、もうアッチコッチの展示会に出かけていましたからね~。
ゴッホ展に行って最後の糸杉の絵を観て、ボロボロ一人で泣いたりしていました(^^;;

やっぱり芸術っていいですね。
心の栄養ですd(^_^o)
ちなみに娘は芸術学科のある高校に行っていたのですが。
歌やピアノや絵や彫像に囲まれた独特の雰囲気の高校で。

校長先生が「うちには深刻な悪さをする生徒がいない。
芸術に常に触れているからだ。」と言っていたのが印象に残っています。
芸術は心を育てるのかもしれませんね。

ニモくんは後ろからトントンされても怒りませんよ~。
むしろ喜んでゴロゴロ寄ってきます!
常にかまって欲しい甘えちゃん大王なんです~(*^o^*)
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こちらこそ (セリ)
2015-06-30 23:04:35
Kさま(お名前がなかったのでイニシャルで^_^;)

わざわざコメントまでいただき、ありがとうございます。
池田画伯の遺作展に行けて本当に良かった(^-^)

帰る道すがらナンかいろいろ感じることがあって。
ナンか書いておいた方がいいなぁ、と思い。
書き終わるまでソワソワする感じでした。
画伯に「ちゃんと感じたこと、書いておいて」と頼まれたような気がしましたよ(^^;;
気のせいかとは思いますが。

これが最後の遺作展になるのが残念ですね~。
もしまた画伯の展示会があったら、きっとお邪魔します。
楽しみに待っています(^ ^)
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