昨日14日、日高山脈ネイチャーセミナー(岩石地質講座):日高山脈博物館主催の地質観察会に参加しました。講師は加藤孝幸先生です。
一時間の講義のあと、ウエンザル林道で見られる岩石観察に行ってきました。 大きなみごとなかんらん岩や黒雲母片麻岩、緑色角閃岩、褐色角閃岩などが見られました。 日高変性帯とポロシリオフィライトの境目あたりも確認してきました。
最後の観察地は奥沙流ダム湖の傍
中央奥の山はペンケヌシー岳です。このダムを前にして立つとその背の岩石は日高変性帯の褐色角閃岩です。
ちなみにペンケヌシー岳の地質は褐色角閃岩だそうです。褐色角閃岩は高温の所で出来チタンを多く含んでいるとのこと、上級クラスの講座で専門用語なども私には分からない部分が多かったですが、10時~3時までの時間、楽しかったので短く感じました。
講義の中で火成岩の石を覚えるのに、流産(流紋岩)安産(安山岩)元気な子(玄武岩)はしっかり頭に入りましたが、他はちょっと自信ありません。
今回参加希望者が多かったようで、希望者全員は参加出来なかったようです。若い女性の参加者もいました。無料でこんな、いい講座に参加出来るのですから、日高に住んでいて良かったー。講座の人気も上がってきています。常にアンテナを高くしておいて、申し込みは早めにですね。
来月の末頃、石の鑑定会があるようです。興味のある方は日高山脈博物館のホームページをまめにチェックしておいてくださいね。