北海道新聞掲載の「ムラさんの自然学校」の村井雅之先生が来てくれました。あいにく、天候が不順で、雨が止んだ合間をぬって、日高総合支所のイワツバメの巣の観察や、ちろろルピガーデンでオツネントンボ、キイロスズメバチの観察、キャンプ場の川原ではヒナバッタ、キセキレイを観察してきました。

(15:56)オツネントンボは成虫のまま越冬します (16:02)キイロスズメバチ(ケブカスズメバチ)の働きバチ
図鑑の写真を見てもなかなか判別できないものですね。 キイロスズメバチさんと分かるまで時間がかかりました。
(16:29)
キセキレイの雌でしょうか
どしゃ降り雨で沙流川の水は増水し、泥水で黄土色をしていました。

雨上がりに、このように霧が雲のように立ちのぼっていく光景はわが町ではよく見かけますが、森が豊かな証拠だそうです。森が乾燥し荒れている山はこんな光景は見られないそうです。何故このような現象がおきるかの説明を先生は車内でされていたのですが、一番後ろの座席だったので、聴き逃してしまいました・・・
車で千栄に向かう途中、前面に見える山並みにはこの写真よりもっと霧が深く広く立ちのぼり、幻想的な風景でした。
わが町の豊かな自然は貴重です。大切に守っていかなくてはなりませんね。
動植物の観察記録を残す大切さを、学んできましたよ。 村井先生、身体を大切にして、来年も是非日高に来てくださいね。 楽しい講座でした。