千栄の知人宅訪問の帰り、ちろろルピガーデンにしげさんの車があったので、寄ってみました。ガーデンの準備で除雪作業をしていました。千栄は日高より気温が低いせいかガーデンの雪は深く、まだ沢山残っています。
太い白樺の樹に樹液採取のペットボトルが取り付けられていました。
この時期、一日でこの大きな4ℓのペットボトルにいっぱいになるくらいに出るそうです。 樹液のしずくを写してみたのですが、難しいもんですね。
白樺樹液は古来より、漢方薬や健康飲料として使われていたそうで、利尿作用もあるようです。高血圧、腎臓病、痛風、胃炎に効果があると言われているそうです。
チョロを観察していると、この頃長く林の樹にいるのは、樹液を舐めているからなのです。
6日 樹液を舐めています。
一昨日昨日と二日間雨のおかげで、出かけず 小檜山 博さんの本二冊読むことが出来ました。 一冊は「人生賛歌」という本でJR車内誌に掲載されているエッセイ集をまとめた本なのですが、その中に子供の頃の樹液採りの話が載っていました。
「甘いものが欲しくなると前の山に行き、小刀でイタヤの木に小さい傷をつけ、空き缶をぶら下げて切り口からしたたる木の蜜を受ける。次の朝行くと空き缶いっぱいに甘い木の蜜がたまっていた。それを家へ持ち帰り小鍋で煮詰めて飲んだ。うまかった。」・・・・・・本より抜粋
この白樺樹液も煮詰めると甘くなるんでしょうね。ペットボトルにいただいてきたので明日、試してみましょう。
今日、チョロ君来ましたよー。 5:55分に顔を見せてくれました。
餌台のクルミ2個食べた後、姿は見えなくなりましたが、きっと美味しい健康飲料(樹液)を沢山飲んでいったことでしょう。