地域資源を活用し体験型観光やグリーンツーリズムを事業化した交流人口増加で地域活性化を推進している先進地である東川町視察研修に参加しました。東川町は大雪山国立公園、天人峡などの観光資源を抱えていて魅力あるツアーが企画できることもありますが、予算も含め町がかなりの力を入れて推し進めている印象を受けました。人口8100人の町ですが地域おこし協力隊は10名いるそうです。
「ひだからガイド」講師の鳥羽さんが春を見つけるツアーを案内してくれました。
こぶしの花芽です。
雪解けが進んだところでは福寿草が咲いていました。
モモンガのうんちです。見上げると、
巣がありました。町の歴史や「3つの道がない町」水道、国道、鉄道がない話なども交えて興味深い話を聞かせていただきました。
次にグリーンツーリズムを中心に都市と農村の交流活動を企画し農業体験の受け入れを実施している「有限会社 アグリテック」を訪問しました。都市部からの修学旅行などの農業体験の受け入れ先を全道レベルで調整しています。
この説明を聞いてちょっと衝撃です。わが町の国少に2泊した300名もの修学旅行生の農業体験ですが、体験先は平取、富良野、むかわ、夕張、由仁、栗山などで日高町は一人も受け入れていないのです。それぞれの町では30~40名なので、1クラスなら道の駅「ひだから」に出店している農家さんたちでも受け入れられると感じました。もったいないです。
外に出て見たり聞いたりしなければ分からないものですね。 by:パパ