秋の風景ではなく、昨日の写真
私の好きな風景の一つ、占冠の双珠別地区にカラマツ林があります。その風景が好きで帰りはそこを通って日高に帰ります。まだ紅葉には早すぎなのに葉は枯れ落ち秋の風景になってしまいました。 害虫被害です。
トビ
カラマツの下に糞がありました。
8月20日の道新に「夏なのに落ち葉だらけ」とのタイトルでハンノキハムシ大発生での多くの葉が落ちたハンノキ、登別市の写真が載っていました。
カラマツは日高北部森林管理署に確認したところ、カラマツキハラハバチではないかとのことでした。 写真の糞はカラマツキハラハバチの幼虫のものかは分かりません。
<カラマツキハラハバチ>
外来種です。1970年代に日本に入ってきたようで、初報告は1977年です。 幼虫が長枝葉のみ食べます。成虫は越冬するそうです。
北日高岳も針葉樹が枯れています。
カラマツキャンプ場
カラマツキャンプ場のカラマツはまだ大丈夫でした。
ハンノキハムシやカラマツキハラハバチの害も木は枯れることはないので、駆除対策はとられていないようですが、ちょっと心配ですね。
現在マイマイガも、家屋の壁張りついてにに大量に産卵中です。わが家も毎日壁に付いている卵を除去しています。このマイマイガも外来種です。
外来種は繁殖力が強く、日本の生態系をくずしてしまいます。この先どうなるのでしょうか、国は対策を考えてくれているのでしょうか
ハンノキは広葉樹、カラマツは針葉樹、両方害虫に枯葉を落されては、北海道の秋の美しい紅葉もだんだんと見られなくなってしまうしまいそうです。
毎日、夫が拾っています。後でまとめて燃やす
そうです。
交差点は帯のように大群がいて
ある意味不気味です。