君津市の久留里城(本丸の再建天守閣) (4月10日)
戦国時代後期、房総の覇者、里見氏6代義堯(よしたか)は久留里城を本拠地とし、越後の上杉謙信たちと同盟を結び、小田原の北条氏と対立します。その後、徳川の治世となり、重要な拠点であった久留里城には大須賀・土屋・黒田氏の大名が入城し、近世城郭として整備されました。久留里城は城の完成後、3日に一度21回、雨が降ってたと言う伝説から、「雨城」の別名があります。 現在の本丸天守閣は昭和54年に再建されています。
上総掘りの井戸
久留里城の近くに上総堀りがありました。堀抜き井戸の工法で大きい車を仕掛け、割り竹を長くつないだものを巻いておき、その先端に取り付けた堀鉄管で掘りぬく、古くから上総国を中心に行われていたそうです。一つの井戸を掘るのに三週間かかるそうです。
「上総掘り 路地の名水 春の味」 その傍にいた野鳥 ツグミ
こちらに来てから、毎日数回余震があります。おさまってきたかに思えたのにまた強く、多くなってきており、夕べも今朝も強い地震がありちっともその気配なしです。福島や茨城は震源地に近く、こちらよりずっと怖い思いをされていることと思います。早くおさまってほしいと思います。