さてさて、クリムゾンが来日して、だいぶ経ちました。
数年後、彼の子孫たちが日本で誕生するかと思うとワクワクします。
サトリをカナダから輸入した時に、こんな日が来るとは思ってもいませんでしたから。
シャイロ・シェパードを迎えたいと思っていた方には朗報ですよね。
でも、そのまえに、これから日本で活躍するシャイロ・シェパードが1頭たりとも不幸な犬生を送らないためにも、僭越ですがシャイロ・シェパードと暮らした経験や他の友人からの話に基づいてご参考までに少しお話をしたいと思います。
サトリを迎えた当時、私はいくつか当たったブリーダーのうち、日本への輸出を快く受け入れてくれたJanの気持ちに応えるためにもと思い、サトリのホームページを作成し、シャイロ・シェパードの事を色々調べて載せてました。その時の資料が残っていたので、それを元にご紹介したいと思います。
なので、情報は古い所も
<以下 当時のホームページから抜粋>
日本では “シロー・シェパード” と呼ぶ人もいるようですが、(*えぇぇぇ?😧😧と思う人もいるかもしれませんが・・)正確には“シャイロ・シェパード”(以下 ‘S・シェパード‘)と発音します。(*多分今はそう呼ぶ人はいないでしょう)
「シャイロ」とは、この犬種の創始者が聖書からとった<エルサレムの都市の名前>だそうです。
この犬種は、原産国のアメリカでもまだ数少ないレア犬で(*これを書いてる現在も)、JKC(ジャパンケンネルクラブ)ではまだ公認になっていない(2006年1月現在)ので日本に何頭いるのかわかりません。
基礎になったジャーマン・シェパード・ドッグについて
その昔、羊飼いたちは仕事を卒なくやりとげてくれる犬を求めていた。姿かたちよりもその犬の能力を重んじていたのだ。山に住む羊飼いたちにとって必要なのは羊を狙う熊や他の捕食獣から守ってくれる大きく、強く、忠実で勇気のある犬だった。
そう言う心配のない農村部に住む者たちにとってはそれよりも小さく、家畜をすばやくまとめて囲いに追い込む敏捷性のある犬が必要だった。
羊飼いたちはそんな自分たちの犬の能力を試す競技会をやったりもした。
ドイツで、ある男性が狼のような素晴らしい灰色の犬を見つけ、それに知性と機能性をつけた「ジャーマン・シェパード(以下‘G・シェパード’)」を作ったが今ではその系統は残っていない。
その後に、見かけよりも牧畜犬としての能力を持った犬を小さなスピッツ、コリー、エアデールテリアタイプの犬から作リ出した。その犬は色々な毛色を持つ要するに雑種である。
その雑種に狼との交配種をかけ合わせたものが今日のG・シェパードの基礎となった。
その後、家畜を守る、家族を守る、軍での見張り等の作業能力、更に今ではセラピー犬、或いは探索犬等、種々の特性を持った色々な大型犬の血を取り入れられ現代のG・シェパードの礎となった。これこそG・シェパードが【万能犬】と呼ばれる所以である。
そんな「究極雑種」のG・シェパードであるからこそ、これが同じ親から生まれたれた子犬なのか、と戸惑うほどに毛色、毛質、長毛、短毛、足長、短足などが違う。
見かけはG・シェパードでも‘アメリカの’‘イギリスの’‘カナダの’と国によって微妙にタイプが違うようである。(日本は‘アメリカ’の系統が多いと言う事を以前何かで読んだ気がする)
『「小型化」「長い胴」「洗練された骨」
「飼い主を守る勇気もないようなひどく神経質な気質」
それが高じて予想もつかない噛みつき犬になるものも少なくないので
不満をもらすオーナーも結構いる。
また、華々しくリングでハンドラーを引っ張り回すドッグ・ショーによって、
残念な事に、
素晴らしいシェパードの特質(物静かで落ち着いて賢い)が改ざんされてしまっている。』
『昔の(10年以上前)G・シェパードは大きく、
何の疑いもなく自分の主人を命かけて守る勇気があり、
また子供には優しく、落ち着きがあり、聡明だった。』
と、S・シェパードの創始者であるティナは自分のHPで述べている。
彼女はそう言った自分が愛するかつてのG・シェパード(50年代~70年代に放映された<名犬リンチンチン>や<名犬ロンドン><森のロッキー>)の復活を願ってみずからブリーダーになった人である。
*実際、上記のTV番組に出演した犬の血統も組み込まれている
参考写真:「ジャーマン・シェパードの歴史」から
*ドイツジャーマンシェパード110年の変遷の歴史の動画を参考までに
続く・・・・・・
数年後、彼の子孫たちが日本で誕生するかと思うとワクワクします。
サトリをカナダから輸入した時に、こんな日が来るとは思ってもいませんでしたから。
シャイロ・シェパードを迎えたいと思っていた方には朗報ですよね。
でも、そのまえに、これから日本で活躍するシャイロ・シェパードが1頭たりとも不幸な犬生を送らないためにも、僭越ですがシャイロ・シェパードと暮らした経験や他の友人からの話に基づいてご参考までに少しお話をしたいと思います。
サトリを迎えた当時、私はいくつか当たったブリーダーのうち、日本への輸出を快く受け入れてくれたJanの気持ちに応えるためにもと思い、サトリのホームページを作成し、シャイロ・シェパードの事を色々調べて載せてました。その時の資料が残っていたので、それを元にご紹介したいと思います。
なので、情報は古い所も
<以下 当時のホームページから抜粋>
日本では “シロー・シェパード” と呼ぶ人もいるようですが、(*えぇぇぇ?😧😧と思う人もいるかもしれませんが・・)正確には“シャイロ・シェパード”(以下 ‘S・シェパード‘)と発音します。(*多分今はそう呼ぶ人はいないでしょう)
「シャイロ」とは、この犬種の創始者が聖書からとった<エルサレムの都市の名前>だそうです。
この犬種は、原産国のアメリカでもまだ数少ないレア犬で(*これを書いてる現在も)、JKC(ジャパンケンネルクラブ)ではまだ公認になっていない(2006年1月現在)ので日本に何頭いるのかわかりません。
基礎になったジャーマン・シェパード・ドッグについて
その昔、羊飼いたちは仕事を卒なくやりとげてくれる犬を求めていた。姿かたちよりもその犬の能力を重んじていたのだ。山に住む羊飼いたちにとって必要なのは羊を狙う熊や他の捕食獣から守ってくれる大きく、強く、忠実で勇気のある犬だった。
そう言う心配のない農村部に住む者たちにとってはそれよりも小さく、家畜をすばやくまとめて囲いに追い込む敏捷性のある犬が必要だった。
羊飼いたちはそんな自分たちの犬の能力を試す競技会をやったりもした。
ドイツで、ある男性が狼のような素晴らしい灰色の犬を見つけ、それに知性と機能性をつけた「ジャーマン・シェパード(以下‘G・シェパード’)」を作ったが今ではその系統は残っていない。
その後に、見かけよりも牧畜犬としての能力を持った犬を小さなスピッツ、コリー、エアデールテリアタイプの犬から作リ出した。その犬は色々な毛色を持つ要するに雑種である。
その雑種に狼との交配種をかけ合わせたものが今日のG・シェパードの基礎となった。
その後、家畜を守る、家族を守る、軍での見張り等の作業能力、更に今ではセラピー犬、或いは探索犬等、種々の特性を持った色々な大型犬の血を取り入れられ現代のG・シェパードの礎となった。これこそG・シェパードが【万能犬】と呼ばれる所以である。
そんな「究極雑種」のG・シェパードであるからこそ、これが同じ親から生まれたれた子犬なのか、と戸惑うほどに毛色、毛質、長毛、短毛、足長、短足などが違う。
見かけはG・シェパードでも‘アメリカの’‘イギリスの’‘カナダの’と国によって微妙にタイプが違うようである。(日本は‘アメリカ’の系統が多いと言う事を以前何かで読んだ気がする)
『「小型化」「長い胴」「洗練された骨」
「飼い主を守る勇気もないようなひどく神経質な気質」
それが高じて予想もつかない噛みつき犬になるものも少なくないので
不満をもらすオーナーも結構いる。
また、華々しくリングでハンドラーを引っ張り回すドッグ・ショーによって、
残念な事に、
素晴らしいシェパードの特質(物静かで落ち着いて賢い)が改ざんされてしまっている。』
『昔の(10年以上前)G・シェパードは大きく、
何の疑いもなく自分の主人を命かけて守る勇気があり、
また子供には優しく、落ち着きがあり、聡明だった。』
と、S・シェパードの創始者であるティナは自分のHPで述べている。
彼女はそう言った自分が愛するかつてのG・シェパード(50年代~70年代に放映された<名犬リンチンチン>や<名犬ロンドン><森のロッキー>)の復活を願ってみずからブリーダーになった人である。
*実際、上記のTV番組に出演した犬の血統も組み込まれている
参考写真:「ジャーマン・シェパードの歴史」から
*ドイツジャーマンシェパード110年の変遷の歴史の動画を参考までに
続く・・・・・・