Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

無知は怖い!

2013-09-13 00:40:50 | USA事情
ここ数日、色々ありすぎてブログのアップが間に合わず、下書きがたまってきているのだけど、今日は最新情報をお伝えする事にします。

2日前、ペーハがスカンクにスプレーかけられ、洗濯(?)をしようと思ってた昨日の朝 (ペーハの件はまた後日に・・)山羊の花ちゃんをサトリと一緒に牧草地に放したら、また以前聞いたアブラゼミの鳴き声のような音。いやぁ~な予感がして、フト藪の中をみたら・・・・チラッと見えた蛇の体!
サトレペパパはいつも、見たいって言ってるのに、何故かいつも蛇と会うのは私。
でも、今日は部屋にサトレペパパいるから、と思って急いで家に戻って

「でかいゴーファースネークがいたよぉ~!」
って声かけたら、どれどれ、と嬉しそうに出てきたサトレペパパ・・・・・でした。が、蛇をみたとたん
顔つきが変わって、
「これはゴーファースネークじゃない。ガラガラ蛇だ!!
って!
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
「サトリがまたちょっかいを出したらいけないので、すぐにつなげ!」
と言われ
「近づくな!」
と言われ
「以前に見たのもホントにゴーファースネークなのか?」
とか言われ(´・ω・`) (絶対ゴーファーだ!!)

「写真を撮って、ガラガラ蛇をよく覚えておけ!」
と言われ。

段ボールと、レーキ(畑なんかで使う熊手)を持ってきたサトレペパパは、私がちょっと場を離れたすきに蛇を箱に入れました。前にサトリがゴーファースネークと戦ってた時、蛇がサトリに飛びかかってたの見てたから私は怖かったけど、自分の体の半分の高さしかジャンプ出来ないらしい。

これが今回私が初めて遭遇したガラガラ蛇<画像をクリックすると動画が見られます>

ガラガラ蛇も沢山種類があって、これはPacific rattle snakeと言う種類のひとつじゃないかって、サトレペパパが言ってた。もちろん出血毒(血管系の細胞を破壊し出血させる毒)を持つ毒蛇(マムシも同じ仲間)なんだけど、致命的まではいかないらしい。
しかもまだ子供だって。

一番危ないのは、ダイヤモンドのような模様のある、ダイヤガラガラ蛇。大きいので毒の量も多い。
幸い、ここらへんまでは来ていないらしいけれど、出くわしたらびっくりだよねぇ。
暑い所にいるらしく、生息地では血清があるそうなので、噛まれて死ぬ人はほとんどないそうです。

さてさて、つかまえた蛇は、トラックに摘まれて人里離れた郊外で放しました。

彼らも、ネズミとか取ってくれるわけだしむやみに殺すべきじゃない、と言うのがサトレペパパの考え。
私一人だったら、きっと殺す方向でいってたな。だって、その時見逃しちゃったら、次にはうっかり踏んでかまれるかもしれないもん。私と凸凹凸たち・・・・。
でも、どうやって殺すのか・・・。

自由になった蛇さんはどちらへ行かれたのでしょうか?
サトレペパパのおかげで殺されずに新しい地で暮らしていくのだから、『蛇の恩返し』って言うのを期待してもいいんじゃないかしら。

しかし、私もまさかガラガラ蛇にお目にかかるとは思ってなかったので、「ゴーファースネーク」と思ってサトリがちょっかい出しても
「あ、またか・・・」
なんて、思ってたかと思うと、身震いしてしまう・・・。
こう言う所に住むと言う事は、危険と向かい合わせ。
ちゃんと知識を得ておかないと大変な事になる、と実感でした!

長い物が苦手な方にはちょっと強烈な写真ばかりでしたね。
じゃ、最後に気分直しにドド~ンとでっかい写真を・・・。

おうちに入りたくてちゃんとお座りして待っているのに入れてもらえないペーハです。
そのわけは?ヒントはこのブログの最初に・・・。
今度、お話しま~す!


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