一人でピアノとオカリナを教えて、どちらに力を入れているんだろう?と思われることもあるようですが、私にとってピアノもオカリナも、そしてアンサンブルを楽しんでいるリコーダーも、すべて同じようになくてはならないものなのです。
一番付き合いの長い楽器はピアノです。 4歳の時に習い始め、ピアノをひくのが楽しくて、やめたいと思ったことは一度もありません。ただ、コンサートで演奏する時は孤独です。それを補ってくれたのが、リコーダーアンサンブルでした。4種類のリコーダーを使って、みんなで1つの曲を仕上げていく喜びは、ピアノソロでは味わえないものです。アマチュアながらも幼稚園や小学校、病院などで演奏する機会もあり、目をキラキラさせながら演奏を聴いてくれた園児の顔や、涙ぐみながら「ふるさと」をきいていたおばぁちゃんの顔は今でも忘れられません。そして、オカリナ。若い頃オカリナの素朴な音色に魅せられ、いつかオカリナを演奏してみたい!と思い続けて、やっと願いがかないました。
教えることが楽しくて、演奏することが楽しくて。ピアノとオカリナとリコーダー、どれも私の生活の一部です