


母の米寿祝いが終わった。やろうかどうしようか兄妹意見がまとまらなかったが、どうにか開催に漕ぎつけることができた。
やると決めた時には一カ月を切っていたので、目の回るような忙しさだった。余興のできる兄妹ではないので、プログラムを埋めていくのに苦労した。しかし、持つべきものは「友」。幼なじみやサークルの仲間にお願いしたら、快く引き受けてくれた。
夕方、仕事を終えてから何度か練習を繰り返した。本当心から感謝したい自慢したい友人達です。
恥ずかしがり屋の母は、「いいよ、やらなくても」と言っていたが、会場から家に流れて来てくれた、たくさんのお客さんの接客にも疲れを見せず、生き生きとしていた母。やっぱりうれしかったのだと思った。やってよかったと思った。
私は本当に疲れた。


