上のCDは、作詞者の上原顕蔵さん(金武町出身)が、「第五回世界のウチナーンチュ大会」に参加した時、感動のあまりその気持ちを走り書きしてメモに残してあったそうです。で、来月ロサンゼルスで「世界若者しまんちゅ大会」(2015年7月18日~22日)が行われると聞いて、何か協力したい、応援したいと、今回このCDが作成されました。
売り上げは、利益全額この大会へ寄付するとのことです。
彼の周りの多くの友人知人達の協力の元、このCDが出来上がりました。
私は、このCDを聴きながら、移民一世の人の苦労、戦後焼け野原となった沖縄を外から助けてくれた移民の人々の故郷を思う気持ちを思いました。
年老いて亡くなってしまった一世の方の志と、沖縄(うちなー)と移民者たちの絆を、次の世代までもつないで欲しいというメッセージが込められています。
島ん人の絆
歌:比嘉善春 作詞:上原顕蔵
言葉しる 心通わする
島言葉ぬ ねーらんなれー
沖縄ぬ 心までぃん ねーらんなすんどー
移民しんかぬ 百年ぬ苦労
世界うてぃ 喜びぬ花咲かち
御万人し 祝らな 島ん人ぬ絆
島言葉んかい 情ぬしてぃ
島唄んかい 心ぬしてぃ
世界の沖縄人ぬ 心てぃーち
移民しんかぬ 子御孫ぬちゃー
忘んなよー 親祖先ぬ生まり島
忘んなよー 沖縄人の 胆心
世界ぬ 島ん人ぬ絆
誠に行会りば 兄弟ぬ心
またん かんなじ めんそーりよー
待っちょーんどーやー 兄弟ぬちゃー
待っちょーんどーやー 兄弟ぬちゃー
待っちょーんどーやー 兄弟ぬちゃー
(ルビはふっていませんが、うちなー読みして下さい。)
心のこもったいい詩だと思います。
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