昨日の「金武町海外移住者子弟等受け入れ事業閉講式」が行われた。
三枚肉や昆布蒲鉾と思っていた故郷の料理は、タコライスに変わって驚きがっかりしたと言った末美さん。
お訪れた地元の小中学校の子どもたちが南米では誰でも知っている「島唄」を知らないので三人とも驚いたとも。
でも祖父母の時代から金武町も進化したのだと納得して受け入れられたと。
また、祖父母の家や近所のどこの家にも飾られていた写真。それが今回の研修で「當山久三」の写真だとわかった。それだけ彼は尊敬されていたという事がわかったと。
大太鼓で踊った後、パーランクーを持って踊ったソフィアさん。身体中から金武町や触れ合った人々に対する感謝の思いが伝わり感動した。
フォルクローレの音楽で歌ったマリアさん、彼女の陽気な人柄が歌にも表れて会場を和ませた。
今回は6時から始まり9時を過ぎる中身の濃い彼女ら3人の思いの詰まった舞台発表だった。
故郷が変わっていくように、移住地の彼らも変わっていく。祖先の住んでいた沖縄に対する関心も薄れていくだろう。
触れ合うことで心が揺さぶられるんだよね。
思いが溢れて涙で声にならない場面も何度もあった。『4か月の研修を通して私たち三人は国は違うけど姉妹になった』と言った。
来てくれてありがとう。感動をありがとう。