アフリカ南部の先住民である「ブッシュマン」(サン族)が主役の(1980年)の南アフリカ映画。
一本のビンが空から降ってきた。その便利なビンをめぐって、ケンカがおこり、今まで争いをしたことのない人びとが、騒動に巻き込まれていくので、なんとかしようと一人の男(ニカウ)が、このビンを地の果てまで捨てに行くという物語。
地の果てに、行く道中で、彼が目にする、白人や車など、文明社会に遭遇する彼の驚きかた、表現が面白いので、映画館が笑いの渦に。
ニカウさんをはじめとするブッシュマンの存在を世界中に知らしめた映画だ。舞台は、ナミビアのカラハリ砂漠だそう。
この映画は、心の底から楽しめた。そういう映画があまりなかったからだろうか?ずーと笑いっぱなしの館内。皆がこの映画でひとつになったようであった。映画が終わると、自然に拍手が沸き起ったのだった。
もう一度、こどもと見たい映画です。
今は、むこうもニカウさんのいた時代とだいぶ様子の違う生活をしているのだろうね
(写真の絵は絵画教室仲間の賢さんの「億首川」)