
今朝、目覚めたのにベッドの上でぼーっとしていたらイラン?イラク?だかそう言う言葉がtvから聞こえて来た。私は、なぜか「アッバス キアロ スタミ」監督の名が浮かんで来た。
そうだ、中東情勢の不安定な中で、彼は今どうしているのだろうかと。調べてみると、なんと彼は2016年7月に亡くなっていた。桜坂劇場で観た「桜桃の味」という映画を観てから、ファンになりもっと彼の映画を観たいと思ったが、それっきりで望みは叶わなかった。が、この一本が、特に最後の演出というのかが、清々しい…瑞々しい…と表現すればいいのか。後味のいい映画だった。
難しい監督の名前だったが、忘れられない人となっていた。いつかまた彼の作品に出会えますように。