上空から見るとさー

地図を見ると、沖縄ってこんなに小さいの？と思う。
世界地図では、点のような所に145万人もの人が住む。

北京へ旅行に行ったとき、夕方沖縄発だったので、暗い中、中国に入った。
パイロットが言った。右手に見える灯りのついた所が北京の町です、と。上空から見る北京の町の灯りは広大な大地のひと握りの大きさでしかなかった。
あんな小さな所で人々の暮らしがあるのか。
あんな小さな中で、人々は、泣き笑いしているのか、
と、思った。

過ぎていく

習字教室を終わって外へ出た。モワッと熱気が襲って来た。
たなばたは、長い紙に書いてもらうので、二時間があっという間に過ぎていく。まだまだ時間が足りないなあと思いながら、空を見上げたら、夕焼け雲に青い絵の具を足したような雲が。
今日も一日が終わった。