沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

鋼の女(はがねのひと):下重暁子著

2020年08月10日 | 


 
 自粛生活で最近は、本を読む機会が増えた。
 この本は、写真に惹きつけられて手にした。重そうだなと思って、一度は置いた。
 軽く読める数冊の本だけでは、物足りないかもと思い直して買い求めた。
 
 瞽女(ごぜ)という言葉は聞いたことがあるような気がしていたが、映画にもなったんですね。
 目の見えない人たちが、三味線と歌を聴いて貰いそのお礼として米やお金をもらう、それを世過ぎとして旅から旅へ渡り歩いた。それが瞽女という職業だった。
 
 105歳で亡くなった小林ハルさんという女性の一生を追った小説。読み応え充分でした。


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