もやしを洗うと,もやしの匂いがしてその匂いで小学校の頃のお弁当を思い出した。
アルマイトの楕円形の弁当箱には紫のリンドウの花の絵があった。
モヤシとポーク炒め、キャベツとポーク炒めとかゴーヤーとポーク炒めと二種だけの弁当が普通だった。新聞紙に包んで持って行ったが、時々ランドセルの中に汁が染み出したりしていた。
そのうち給食制になり弁当は廃止になった。もやしはチャンプルーには欠かせないよね。私は細もやしが好きだ。
また思い出した。
マチヤーひらかんグァーで、店番をしている時の事を。
当時、モヤシは一斗缶に入っていて、その中に根っこを下にしてモヤシがぎっしりと入っていた。そこからもやしを引き抜くのがなんか楽しかった。そのもやしを大きなザルに入れて振り、黒い皮を取り除くのだけれど、私はおばあのように上手にできなかった。
モヤシを半斤と1斤に計り袋詰めした。
一つ思い出すと、次々と思い出すものだ。すみません、長くなりました。