沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

観月祭

2008年09月14日 | 町の風景

 今日、旧暦8月15日は十五夜。昔から県内の村々では、十五夜の観月祭が行われる。五穀豊穣祈願する祭りで、この日に向けて、村の青年たちが、夜な夜な練習してきた踊りを披露してくれる。

 例年、金武町では金武区、並里区、屋嘉区でこの祭りが行われていた。今年から伊芸区で第1回・観月祭が行われることになった。うれしいことだ。

 私は、一年の行事の中でこの観月祭が一番好きである。子どもの頃から好きだった。思い思いの場所に座り、大人も子どももみんなが舞台の出し物を楽しみにしていた。出演者は、みんなが知っている人ばかりだ。

 青年は、ういういしく、未熟なところが見られるが、それもご愛嬌。酒を飲んで見ていたおじさんたちも楽しくなってあちらこちらで踊っているのが見られる。

 ドラの音とともに最後の演目、獅子舞いが始まると、獅子が舞台から降りてくるので、みんながどっと立ち上がる。獅子がほんとに生きているようなので、中には泣く子も。

 「獅子の尾っぽに触るとその一年縁起がいい」と言う。知ってか知らずかみんなが獅子の尻の方に集まっていた。

 楽しい宴の頭上には澄明な十五夜が顔を出してる

台風13号の影響でダメかと思っていたのに、きれいな月が見られてホッした。  遠くのほうで見えていた稲妻だったが、今になって近づいてきたようだ。

 台風の進路が180度くらい曲がり本島の方に来そうだ。雷もゴロゴロ鳴り出して来た。怖い、もう切る。

 (観月祭恒例の野外に作られた舞台の上にはまん丸い十五夜の月が)

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