今日は3年ぶりに中学生の合唱コンクールがあった。
開け放した窓から、子ども達の声が聞こえてきた。それがなんとも言えない心地良い澄んだ声で私は身を乗り出して声のする方を見た。
コンクールも聴いたが、やっぱり三年生は良い。
舞台へ立つまでは、吹奏楽部や合唱部のように歌の好きな人ばかりではないので、クラスの中で葛藤もあったろうと思う。
一人ずつ違う15年を歩いてきた君たち。ちゃんと真っ直ぐに立っていることが辛い、できないという人もいるんだよねと、おばさんになった今はそんなことを思う。
この歌声、高齢者に足を一歩踏み入れた私には、新鮮で心が洗われるような気持ちになった。
町内にある高齢者施設の慰問に行って聴かせてあげられたらどんなに良いだろうと思った。