沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

超高齢化社会に対応してちょ

2010年09月05日 | 日々のこと
 洗濯機でおしゃれぎ洗いをしようと、ベランダに出て洗剤を手に取ったが、字が小さすぎて読めない。家の中に入って虫眼鏡を取ってきて読む。覚えればいい?と思うが、おしゃれ着を洗うことはそんなに頻繁にないので、その都度、こんな事が繰り返される。

 また、傷んだ髪のトリートメント剤を買ってきたが、シャンプーが終わってから、
「あれっ?リンスしてからだっけ?リンスの前にやるんだっけ?」
と、裏の説明を読もうとするが、字が小さすぎて読めないので、濡れた髪のまま、めがねor虫眼鏡を取りに行くはめに・・。
 いろいろな事が表示義務付けられている世の中だが、せめて使用方法とか、必要最低限の事は大きく表示してほしい。超高齢化社会といいながら、生活雑貨商品の対応ができていないように感じる。不便な思いをすることが多々ある。他にもたくさんあったと思うが、今思い出せないのが残念だ。

 (写真は私の超高齢化へのの対応グッズ)

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島ばなな

2010年09月03日 | 日々のこと
 おじいの家から息子が袋を引っ提げてきた。中を見ると、おじいの家の裏庭で採れた島ばななが入っていた。まだ青いから食べるには早いだろう、暗い場所に置いた方がいいのかなと持ちあげたら、ばなながひとつポロっと落ちた。ということは、皮はまだ青いが食べ頃になった証拠。
 薄い皮をむいて一口食べてみたら、得も言われぬ幸せ~な気分。
 島ばななはほんとにおいしい。ちっちゃいが味は普通のバナナとは比べ物にならない。

 今度の台風7号で、結構倒されたバナナの木がある。ばななの木は中に芯のないバームクーヘンのような幹なので、強い風が吹くとすぐ倒れされてしまう。
 
 おじいのは運よく台風の来る前に収穫できたが、職場の上司の畑のバナナはほとんどやられてしまったらしい。ばななは台風がくるから収穫しておこうという訳にもいかず、台風銀座の沖縄では、すべて運まかせ。

 今日また台風9号が発生し、明日には沖縄に接近する模様。また台風対策をせねば。

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子に教えられる

2010年09月02日 | こども&孫
 ある日、三男とTVを見ていたら(私達はテレビっ子)。
 目の病気で、視力が衰え段々目が見えなくなり最後には失明するとわかっている彼女に、TVの前でプロポーズをしたいというものだった。彼女はかれの親も反対するだろうし、あなたにも迷惑がかかるから、別れようといっていた。
 
「おっ母だったらどうする?」
「他の親と同じようにやっぱり反対すると思う」
「なんで?」
「あんたが、苦労するのが目に見えているから」
「それでも、好きだから結婚するっていったら?」
「よっぽどの覚悟がいるけど、大丈夫かと聞く」
「それってどんな?」
「目が見えないということは、今までどうりの普通の生活ができないから、自分と彼女の分まで、すべて面倒を見てあげる自信があるかってこと。仕事から帰って、買い物、家のこと、子どもができたら24時間ずーっと」
「あはー、大変だな」
「でも、おっ母、それでも好きだったら?」
「・・」
「かわいそう、じゃ、そんな人って一生結婚できないばー?とっても、とっても好きだったら?」
「サブロー、よく言ったね・・それを乗り越えられるのは、愛なんだよ、サブロー」
「愛はだから強いんだよ、だから愛はすばらしいんだよ、どんなものも障害とはならないんだよ」
「じゃ、もし、おれがこんなだったら結婚許す?」
「もちろん、そこまで本当におまえが心から愛して、そこまでできるという覚悟があるなら、何もいうことないよ」

 一言二言答えて終わるいつもの雑談のつもりだったが、質問して、答えても答えてもしつこく食い下がる息子に私の方が、実は思ってもみなかった結論を引き出された形だったがこんな風に答え、自分で言ってから、そうか、そうなんだね、「愛」どきどきした。そのあと、すがすがしい気分になった自分がいた。

 (絵は小学校の時息子が一番好きだった人を描いた:母の日)

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恩納岳あがた

2010年09月01日 | 日々のこと

 友人の(と自分は思っているが・・いいのかしら)詩人NO氏と雑談をしていた時のこと。 私が、 

 金武は恩納村、宜野座村と仲がいいのに、基地があるために恩納村は近くて遠い島なんだよね、昔は恩納ナビーと金武松金もモーアシビしたというのに・・。ある時ね、恩納村の山城さんという友人に、私がこっち側から基地の下に穴を掘って行くから、山城さん(恩納村の友人)は恩納側から掘ってきてね、直通道路を作ろうと話して笑ったことがある。
  というと、

  詩人曰く
 「恩納岳あがた 里の生まれ島 基地ん押しのけて くがたなさな」

と編詩してくれましたよ。やる~!  

もとの詩は、「恩納岳あがた 里が生まり島 むいん(森)押しぬきてぃ くがたなさな 」
  (簡単な意味:恩納岳の向こう側は、大好きなあの方の故郷 この山も押しのけて こちら側に引き寄せたい)  恩納ナビーは恩納村出身の有名な琉歌の歌人。

   (写真は金武の大川:今年は水量が豊富)


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