次の形は
やはり56銀44歩の形から
後手が端を受けた場合で、先手は銀冠に組んでいます。47金左と上がっていないところがミソで、51角69飛73角49飛
小林先生は「地下鉄飛車」と呼んでいますが、小林小野修一戦の実戦だそうです。73角65歩32飛
この頃は見ないですが、居飛車穴熊から32飛とまわる形が指されていた時期があります。45歩同歩64歩同歩75歩同歩45飛
小林先生の自慢する手順で、先手ペースとしていますが、評価値では0付近の互角です。
AIに聞いてみると、51角と引くところでは
24角として応手を聞きます。49飛ならば75歩同歩72飛
67銀75飛56歩74飛25歩
42角45歩55歩
この図の評価値は-274で後手良しです。先手の攻めが軽いせいで、飛をさばけないとまずいです。