フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

吉澤ひとみとモーニング娘。

2006-04-12 22:53:49 | ハロプロ(娘。)

 モーニング娘。突然のリーダー交代劇から早いものでもう一年が経とうとしている。すっかり、吉澤リーダー体制にも馴染んできた。
 思えば、吉澤リーダー効果が出始めてきたのは、就任から約半年が経った頃だった。

 2005夏秋ツアーは、ツアー前半はこれといったヤマ場もなく、前半の集大成である武道館公演で一区切りとなった。私は、武道館以降の地方公演に足を運んでいなかったのだが、行った人達から絶賛の声が起き始めている事をネットで知り、機会あって最終公演の群馬に足を運ぶ事となった。
 各地で、様々な予期せぬ出来事が起こる。これは、以前の娘。コンサートには考えられない事だった。台本どおりのトークにコント、どの公演を観てもそこには、決まった構成を忠実に再現する娘。達の姿があったのが昔。それを「ショー」と表現するなら、2005夏秋ツアー後半からのアドリブ満載な娘。コンは「ライブ」と言えそうだった。
 その「ライブ」な娘。コンは、吉澤リーダー体制に変わった事が理由なのかともかく、トークはフリートークに変わった。そして何よりもの変化は、かつては先輩達に萎縮しているように見えた五期メンが、楽しそうな表情でステージに立つようになり、六期メンは笑顔全開で客席に愛想を振りまき、娘。入りしてからヤル気が見られないと思われていた藤本ミキティが、ステージ上で楽しそうな表情をする事が増えた。
 同期が居なくて、メンバー唯一の中学生である久住小春が孤立せず、新人とは思えないくらいノビノビしているのも、吉澤リーダー体制の産物かもしれない。

 吉澤リーダーは上から物を言うのではなく、後ろから背中を押してあげるようなリーダー像に見える。何より、以前から吉澤さんは後輩達に人気があった。今の娘。はチームワーク抜群に感じられるのは、そんな吉澤リーダーのお姉さん的気質が、良い方向に作用しているからだと思えたり。

 メンバーがノビノビ出来るステージ、そしてそれに呼応するかのように変化しつつある娘。コンサート。スタッフの演出までもが、そんな状況とうまくリンクして伸びやかなステージに楽しさを増幅させている。
 かつて、モーニング娘。はタテ社会なグループだった。今のヨコ社会なモーニング娘。を築き上げた吉澤リーダーの人柄は、グループの財産かもと思う今日この頃。

  今日のBGM  無色透明なままで / モーニング娘。 (アルバム「レインボー7」収録)
   4月12日、吉澤ひとみさん 誕生日おめでとう!

コメント
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