九州旅での日記の補足を少し書いてみたいと思います。
一日目に泊まったのは、大分県の豊後竹田市という町です。ここは、5年近く前にオンエアされた「BS まるごとモーニング娘。」という番組で飯田さんが分校を訪れた町で、以前から行ってみたい所でした。道が細く、建物が「昭和」な感じで、想像どおりの、良い意味で古い町でした。郷土料理店に入って飲んだ「竹田美人」という地酒(日本酒)は、飲み口は軽いけど辛口な味わいでした。
二日目には、大分スタジアムに行ったのですが、デカいスタジアムでした(上の写真は大分ゴール裏)。
地方のチームは大体そうなのですが、観客の年齢層が幅広かったです。特に、学校帰りの男女高校生の姿が目立ちました。女の子は制服の上からタオルマフラーを首に巻いてたりしますが、男の子は照れくさいのかあまりグッズは身につけない傾向があるように感じました。
ただ、大都市圏同様に二十代の姿は少なめでした。十代や三十代が多いのはモーニング娘。の客層に似てますね(^^;)
三日目は、小倉に移動したわけですが、九州来ていつも思うのはJR九州の電車のデザインの斬新さです。特急から鈍行まで、カラフルで独創的なデザインの電車が多いです。この日乗った「白いソニック」という特急電車も、黒を基調とした内装がカッコ良かったです。
午後は「ニューウェーブ北九州」というJリーグを目指して活動しているチームの試合を観に行きました。所属しているリーグは全国9地域ある地域リーグのひとつ「Qリーグ(九州リーグ)」というリーグです。地域リーグというのは、J1、J2、JFLと上から数えて4番目のカテゴリーに位置するリーグですが、現在全国的に地域リーグのチームにJリーグを目指すチームが増えてきてまして、観客数四桁に達するチームもあるそうです。実際、この日試合のあった「V・ファーレン長崎」というチームは、長崎でのホーム戦に七千人を超す観客が集まったそうです。
その点では、北九州の人気はまだまだでした。正確な数字はわかりませんが、三桁なのは確かです。でも、地元の有名百貨店「井筒屋」や、住宅地図国内最大手「ゼンリン」など、地元の大きな会社がスポンサーに付いてますので、体制は徐々に構築されていると思われます。
この日の相手はアマチュアチーム「海邦銀行」(沖縄県)でしたので、圧倒的な強さでした。
四日目は、小倉から宮崎へと移動。大分までは、特急もスピード出しまくりで速いのですが、宮崎県に近づくにつれてスピードは落ちていきました。
それとともに、車窓も山、川、海と変化が目まぐるしくなり、建っている建物の古さも、生えている植物の南国度も変化。この時、ようやく九州を旅している気分になってきました。まあ、時すでに遅し。宮崎の楽しみはまた次回にとっておきます。
この季節の九州は、あちこちで菜の花が咲き並び、山間部では桜、道の脇にはタンポポと、色とりどりでした。訪れた町はいずれも、菜の花の素朴な鮮やかさが似合う風景を見せてくれました。
今回のBGM もしも…の春 / 木原さとみ(元・東京パフォーマンスドール/福岡県出身)