いよいよ、本日は吉澤ひとみリーダーのモーニング娘。卒業の日。あいにく天気は雨。去年のさいたま公演も雨でしたが、今年も雨。でも、会場内は高いテンションのもと、いいコンサートになる事を期待しています。
早いもので、吉澤リーダー体制になってから二年という月日が流れました。ツアー中の突然のリーダー就任、そしていきなりの八王子公演は行けませんでしたが、翌日の群馬公演での吉澤リーダーの真剣な眼差しと、メンバーの緊張した表情は忘れられません。
思えば、あの頃の娘。は人気も正直下り坂。ハロヲタ内ですら、新曲スペジェネが好評で、勢いに乗っていたBerryz工房に関心が傾く人が多く現れていた頃でした。
そんな流れの中、吉澤リーダーにはプレッシャーもあった事でしょう。なんとか良い流れにしていきたい… そんな願いは、娘。から離れず応援を続けた娘。ヲタ達も一緒だったではないでしょうか。
吉澤リーダー就任後、すぐに同期石川さんの卒業があり、夏のハロコンでは、娘。の新曲「色っぽい じれったい」より、「スッペシャル ジェネレーション」の方が盛り上がったり、決して順調な流れではなかったのですが、2005秋ツアーから、少しずつコンサートでの雰囲気が変わっていき、翌春のレインボー7ツアーでひとつの形が出来上がり、秋の「踊れモーニングカレー」ツアーでひとつの完成系が出来た。それは、メンバーが分け隔てなくステージをエンジョイし、客席と一体となり楽しむという、ライブの原点とも言うべき形でした。
そういう、良い意味での自由な空間が築きあげられたのは、吉澤リーダーがメンバー全員に信頼されていた事と、キャリア関係なく前にどんどん出てよい雰囲気を、吉澤リーダーが作ったからだと思っています。そういう意味では、吉澤さんがリーダーであったからこそ、小春の今があるし、光井も楽しそうにやっているのではないかと思います。そして、雰囲気が良くなっていくとともに、娘。の人気も安定傾向になり、リボンの騎士の好評、運もあったとはいえ久々のシングル一位と、明るい話題が出て来るようにもなりました。
そんな流れなだけに、吉澤リーダーの姿をもっと見ていたかったですが、前進なくては進歩もなし。それは、明日からは新リーダー藤本美貴となるモーニング娘。も同じ。
吉澤さんのこれからを、見守っていきたいと思います。
吉澤ひとみとモーニング娘。に、明るい先が続くような未来であれ!
では、さいたまスーパーアリーナ、行ってきます。
今日のBGM その出会いのために / 吉澤ひとみ (アルバム「SEXY8BEAT」収録)