フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

モーニング娘。 さいたま公演レポート後編 「通学列車~ラスト」

2007-05-13 12:56:33 | ライブ!2007

通学列車
 懐かしの「I WISH」C/W曲。C/Wに良曲多いと言われる娘。の中でも人気の高いナンバー。
 曲のテンポに合わせて抑揚をつけた振付、サビでのファルセット。ここでの聴かせどころに、現メンバーの成長が感じられて、嬉しく思いました。ライブで盛り上がる曲もいいけど、そればかりも変化のないライブになってしまいます。
 愛ちゃんやガキさんの声が活きる曲ではないかと思っております。こういう曲にうまくハマれるメンバーの出現と成長を期待したいです。

未来の太陽
 明るく娘。らしい、ちょっと軽くディスコ(?)風味な曲。最初、座間で聴いた時は少し前の娘。C/W曲か何かと勘違いしたほどです。
 こういう娘。王道一直線な曲は、特に爆発的な求心力はないものの、安心して聴ける観られる、まさに中盤に相応しい一曲ではないかと思います。だからと言うわけではないのですが、ツアー通じて強い印象はない曲でもあります。好きな曲ですけど。

悲しみトワイライト
 新曲。座間が初聴きだったのですが、最初の印象は「吉澤さんかっけ~!」でした。さいたまでの感想も「吉澤さんやっぱりかっけ~!」。「やっぱり」が追加されております。
 シングルでは久しぶりに藤本美貴目立ち曲でもありますね。ちょっと怖い表情でキメている藤本さんも味わい深いです。
 さいたまでは、やはり吉澤さんに注目して観ていましたが、気合い入りまくりで「ライブDVDには、最高にカッコイイ私を残すゼ!」という気持ちが感じられましたね。

浪漫
 カッコイイ曲連発!でも、何故かこの曲はいつもフルサイズで歌わないんですよね。亜弥ちゃんの「夏男」と並ぶ「フルでやってほしいノリノリ曲」です。
 この曲に関しては、いつも会場がフルブースト状態になるのが面白い(面白がって観ている余裕はないですが)。メロンがよくやっている最強コンボみたいな感じで、娘。も「シャボン玉、浪漫、ラブ&ピース、ゴーガール」の連続コンボとかやってみたら面白そうですが。
 出だしのセリフは秋からは誰が務めるのでしょうかね?

歩いてる
 カッコイイ曲で汗かいた後は、この曲で少し落ち着きタイム。この曲は、CDより断然ライブがいいですね。会場合唱曲だし。
 この曲で吉澤リーダー体制で一位とれた事は良い思い出になったと振り返りながら、この曲の歌詞のように吉澤さんが未来に向けて歩いていく、強い意志表示を重ね合わせて観ていました。

LOVEマシーン~ザ☆ピース!~恋愛レボリューション21
 懐かしシングルメドレー。もう聴き飽きた感も強いですが、今回のツアーみたくアルバム曲たくさんのツアーだと、ライトファン向けにこういうのも必要なのでしょうね。
 さすがに、ラブマや恋レボは飽きまして惰性でノッていましたが(苦笑)、座間で吉美貴が羨ましがっていた、恋レボ大サビの「ガキさん!れいな!」の大歓声コールと、ピースでさゆがしっかり「うさちゃんピース」しているのを真似てコピーしたりと、それなりに楽しんでおりました。

その出会いのために
 ここからは、ツアーとは曲順変えての吉澤ひとみ卒業コーナー。
 ここまで、色とりどりに客席を染めていたサイリウムが一転して白一色に変わり、メインステージからサブステージに向かって花道を歩く吉澤さんを白い光の波が包む光景はスタンドから見ていて圧巻でした。花道で一瞬涙ぐみそうになったように見えたものの、こらえた後は気丈に振る舞い、この曲を熱唱。
 ちゃんとアルバムに、ソロ曲を入れてくれたつんくPの配慮、そしてそのソロ曲を綺麗に演出した客席。
 このシーンの凛々しい吉澤さんの佇まいと、この後の涙と笑いの卒業メッセージコーナーは、この日観に行けなかった人にも是非ライブDVDで観て欲しいと思います。感動を強要しない自然体な良い卒業式でした。

I WISH
 そして、吉澤さんの希望でこの日のセットリストに加えられたこの曲。四期メンバーに初めてソロパートが与えられた事で、メンバーになった実感を味わえたというこの曲。四期メンバーの絆は永遠だというメッセージも込めて歌われていたかと妄想。
 他メンバーが吉澤さんを囲むように歌っている様が、この二年間の楽しき日々を凝縮しているように見えて、これぞ「吉澤ひとみとモーニング娘。」でした。この一瞬はまさに二度とない瞬間なステージでした。

BEポジティブ
 ここから、アンコール。この時点では「えっ!青空やらないでアンコール?」と戸惑いを感じていた自分でした。
 この曲は、横須賀で愛ちゃんが怪我をした曲でもある訳ですが、それを受けて、階段を使って歩きながら色々ポーズを作る振付がこの日変更されていたのかどうかは、席が遠すぎでわからず(苦笑)。

ここにいるぜぇ!
 ツアー中は、「○月○日、○○(会場の地名)、私達は、ここにいるぜぇ!」という前フリで歌われていたラスト曲。最後が明るい曲だと、楽しく締められていいですね。まあ、最後が熱い曲で終わるがゆえに、汗だくで会場を後にする事になる訳ですが(苦笑)。
 この日も、会場全体が卒業しんみりムードなどなく、楽しく明るくヒートアップ。吉澤さんも明るく卒業して行きたいと思っていたようなので、これでOK牧場(by吉澤ひとみ)。

青空がいつまでも続くような未来であれ!
 青空、最後にキタ!やはり吉澤リーダー体制の二年間を締める曲としては、現娘。のチームワークを「青空の10人」とか「青空の8人」とか言われてきた吉澤リーダー体制のネーミングの基になったこの曲ですね。
 ツアー二日目、美貴様のご指示により始まった「ヲタトレイン」も今やお馴染みになってしまいました。隣が大汗かきだと、ちょっと困る(私は、山梨と旭川がそうでした)ヲタトレインですが、吉澤リーダー体制の見納めですから、ツアー中は張り切ってやっていました。思えば、吉澤リーダー体制は客席の雰囲気も良くなり(狼のヲタ論争などはどこへやらです苦笑)、一体感あるライブを作りだす上で、青空の○○人なメンバーだけでなく、客席もメンバー(マコがそんな挨拶をしていた事がある)でした。サッカーの「サポーターは12番目の選手」という言葉と同じです。ライブというものは、ステージだけでなく、客も一緒に作るもの。そういう意味では、このツアーで「ヲタトレイン」をやる事は、意味深いものだったように思います。
 ただ、ヲタトレインやると、肝心のムスメトレインをじっくり観られないのが難点(苦笑)。

 最後まで楽しく、明るく、吉澤ひとみ卒業公演はこれにて大団円。ツアー中、大よっすぃーコールになっていたハッピーサマーウェディング追い出しBGM。この日は、吉澤さんがステージに残り、大大よっすぃーコールをステージで浴びていました。
 そして、最後は「よっすぃー最高!」コールの大合唱。
 卒業公演にありがちな湿っぽい空気とは無縁の、ハッピーでかっこよく楽しいライブは、まさにこの二年間の「娘。史上もっともライブが充実していた期間」を締めくくるにふさわしいものでした。この楽しかった二年間とは、また違ったライブを秋からのツアーに期待したいとともに、吉澤さんのこれからの活動(秋に舞台が決まっていると翌日の新聞記事にあった)にも期待したいです。
 ありがとう!モーニング娘。 ありがとう!吉澤ひとみ! ありがとう!SEXY8ビートツアー。

 ~コンサートレポート了~

 

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モーニング娘。 さいたま公演レポート前編 「元気+~幼なじみ」

2007-05-13 11:07:30 | ライブ!2007

 遅くなりましたが、さいたまスーパーアリーナ公演のレポートです。
 今ツアーのレポート記事は、曲の事より「フリートークでどんな事喋ったか?」とか、「どんなハプニングがあったか?」みたいな話が中心で、曲の事にあまり触れていなかったので、今回は一曲ずつ曲の感想を書きます。卒業セレモニーについては、5/7の記事を参照ください。


元気+
 アルバムのオープニングを飾るカッコイイナンバー。ライブの一曲目にもマッチしておりました。いきなり、会場照明が落ちてこの曲のイントロが、だんだん音量大きくなりながら流れてくる様は高揚感高めるのにバッチリでした。
 春ツアーはアルバムお披露目ツアーでもあるので、いつも初参加日は緊張感持って臨んでいますが、座間公演の時にこの曲のイントロ聴いただけで、今回のアルバムは期待出来そうだ!と確信したものです(座間はまだアルバム発売前だった)。

笑顔YESヌード
 せっかくの新メンバー初参加シングルだった割に、メディア展開がやや不足気味だった悲劇のシングル曲。こういう路線の曲をもっと世間にむけて発信していってほしいと願っております。
 さてライブでは、実は「こういう路線」はあまり活きなかったりするものです。なにしろこの手の曲はノリにくい。もっぱら、踊っている客が多い印象。しかし、Bメロでの大きな「みっついー!」コールに、娘。ヲタの良心を感じて嬉しく思いながらツアーを見てきました。さいたまの五桁人数大観衆のコールは、光井も嬉しかった事でしょう。

ポップコーンラブ
 吉澤さん初センターのシングル「Mr.Moonlight」のC/W曲。曲自体は発売前から娘。が出ていたTV番組で歌われていました。
 この曲の見所はなんといっても「振付」! サビでの腕をグルグル回して指差しは、ホール公演では振り真似するのが定番になっていました。
 友人とも話していたんですが、この振付はさゆが特に見所でして、腕を回すアクションといい、その後の「ポップ コーン ラブ」でのジタバタするような動きといい、とにかく全身を使ってオーバーすぎるほど愉快に踊っております。今ツアーのソロ収録DVD発売されるなら、ポップコーンラブのために、さゆ買ってもいい!

すきやき
 二年前のアルバム曲。懐かしいはずが、ワンダ公演でもやっていて、しかもその時の流れが「これまた聴き飽きつつある」ピリリとの沖縄アレンジ曲メドレーだったので、すきやきにも食傷気味に(苦笑)。
 沖縄ソングと言うか琉球音階自体は好きなので、結局現場では楽しんでいたりします。二年前がそうだったように、愛ちゃんの動きが好き。照れくさそうな美貴ちゃんも良い! さいたまは席が遠すぎでその辺りが楽しめず残念でしたが。

踊れ!モーニングカレー
 この曲は自分の推しメンバーの振付を真似する事に、楽しみを見いだす曲だと私は思っておりますが、この日は
「見えね~!」。
 未だに、さゆの振付を完全把握していない自分は、ステージが見えないと「どうもこうもないっすよ状態」なので、アリーナに居た「ピンクのサイリウム持ったヲタ」の動きを参考にしている始末でした。おそまつ!
 この屈辱をバネに、もっと2006秋ツアー(踊れ!モーニングカレーツアー)のDVDを見て練習する事を誓います(苦笑)。

出来る女
 この曲の妖しい振付は、まさにホールで味わうべきもので、さいたまでは違和感感じましたが、毎回面白いこの後の吉亀道光トークはこの日も好調。亀のヘンさとさゆの暴走。秋もこんなトーク見られるかな。

シャニムニパラダイス
 愛ちゃんが怪我で本領発揮とは行きませんでしたが、美貴ちゃん曰く「レインボーピンクやるより苦手」というこの曲の足パカパカダンス今日も健在。
 この曲の時の、会場の「高まっている感」がとても良いです。人気メンバーが歌っているのも理由かもしれませんが、こういう楽しいナンバーはライブには欠かせないし、派手過ぎない適度なドライヴ感あって良いです。秋ツアーでも引き続き歌って欲しい曲のひとつ。

ハッピー☆彡
 月島きらり新曲。路線的には「恋☆カナ」系。ツアーでは、回を重ねる毎に客席がノリ方を掴んできているのがわかり、その変化が面白かったです。この日は、サビで振り真似(と言うほどの複雑なものではないですが)が定着しておりました。ファミリー席にそれなりに居たと思われるきらりファンの女の子達は、生(苦笑)月島きらりはどう感じたか気になりますが、大会場の広さに負けないハイトーンな小春の声は印象に残ったと思われます。彼女達はまた娘。コンに来てくれる☆カナ?。

春ビューティフルエブリディ
 今ツアーの発見のひとつ、亀井絵里の歌声の魅力。この日も堪能。この曲の亀井さん、ハマリ過ぎです。ちょっとと言うか、かなりレトロな曲調に、ふわっとした亀井ボイスが絶妙にシンクロ。二番の光井声の、亀井ボイスとの落差(苦笑)もそれまた楽し。
 サビの「すごく すてき 好きよ」の「すてき」部分が、ツアー中いつの間にか名前に置き換えられて叫ばれているのに、感心と苦笑を感じつつ、ホノボノとこの日も堪能。DVDで、 「すごく 見たい 曲よ」。

雪/愛×あなた≧好き
 公演毎に変わる日替わりソロ曲コーナー、5/6夜は愛ちゃんでした。ライブDVDには、れいなの方も収録されるとは思いますが。
 愛ちゃんの透き通る歌声は広い会場に響きわたり、それはそれはいい雰囲気でした。この曲も好きですが、個人的には「夢から醒めて」をライブで観たいので、秋ツアーでやってほしいです。

宝の箱
 中盤のこの辺りは、落ち着いたテンポの曲が続きます。重ピンク、こはっピンク新曲。今回はバラードです。スタンドマイクを使った振付は、一人が歌っていると一人が後ろで踊るというもの。この時の小春のコミカルな動きが楽しく、ツアー中は歌っているさゆより後ろの小春に目がいく事も(苦笑)。

幼なじみ
 藤本さんソロです。「ボーイフレンド」C/W曲。
 この曲は、娘。入り直前の四年前に行われたソロツアーのセットリストで、ラストナンバーだった曲。本人も凄く気に入っている曲だそうで、しみじみ歌う姿に引き込まれました。さいたま公演では、ちょっと声の伸びがイマイチに感じられましたが、今ツアーでは旭川公演での力み過ぎていない柔らかい歌声が印象に残っています。次、この曲を観られるのはいつかな?ディナーショーあたりで歌いそうではありますが。

 ~後編に続く~

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モーニング娘。さいたま公演 セットリスト

2007-05-13 00:00:00 | ライブ!2007

 なかなか書けず、延び延びになっている娘。さいたまコンのレポートですが、次回ようやく掲載しようかと思っています。そんな訳で、レポートが長くなるとセットリストが読みにくくなると思いますして、レポート記事とは別立てで掲載します。携帯から読んでくださっている読者様も多いのですが、分けた方が携帯からも読みやすいかと思いました。

 3月に載せた娘。春ツアーセットリスト記事は、おかげさまでたくさんの方からアクセスいただき、それなりに参考にしていただけたのかと思うと、嬉しい限りです。今回のは既に終了している公演のセットリストですので、これを参考に観に行くかどうかを決める!という性質のものではありませんが、ライブDVD買う時の参考にでもしていただくのも一考かと。

 セットリストの中の日替わり部分については、まず夜公演のソロ曲は愛ちゃんでした。そして、MC GAKIのコーナーは吉澤さん。余談ですが、私はこのコーナーの時にグッズ買いに行ってしまいました。開場前、あまりにグッズ列混んでいたので、諦めてしまったのですが、どうしてもDVDマガジン欲しい私は「MC GAKIはライブDVDになってからじっくり見よう」と自分に言い聞かせ、出口近くの通路側席という好ポジションを利用して買いに行ったのでした。
 無事、待たずにグッズ買えて安心して歩いていたら、見知らぬヲタに「うさちゃんピース!」と声をかけられました(苦笑)。私が「さゆT」着てたからですね(苦笑)。突然の事だったので、ビックリして苦笑いしか出来ませんでした。悪ノリして、うさPやればよかったかな。声かけてくれたヲタ二人、ノリ悪くてスマソ。
 てな訳で、セットリスト貼っておきます。次回の公演レポートと合わせて見てみてください。

モーニング娘。 2007春ツアーさいたまスーパーアリーナ公演
 (夜公演) (メイン・サブの記載は、使用ステージ)
01.元気+(メイン)
02.笑顔YESヌード(メイン)
03.ポップコーンラブ(途中から花道通ってサブ)
04.すき焼き(途中まで全員サブ、途中にサブ3人花道6人、最後はサブ9人)
05.踊れ!モーニングカレー(最初は吉澤新垣がサブ、他は花道、すぐに全員メイン)
06.出来る女(吉亀道光)(メイン)
07.シャニムニパラダイス(藤高新田)(メイン、途中で四人がしばらく花道に滞在、最後はサブ)
08.ハッピー☆彡(月島きらり)(メインで最初だけ歌って小走りでサブ、あとは最後までサブ)
09.春ビューティフルエブリディ(亀井光井)(サブから登場)
10.雪/愛×あなた≧好き(高橋)(メイン)
12.宝の箱(道重久住)(メイン)
13.幼なじみ(藤本)(メイン)
14.通学列車(久光以外)(メイン)
15.未来の太陽(メイン)
16.悲しみトワイライト(メイン)
17.浪漫(メイン)
18.歩いてる(メイン)
19.LOVEマシーン(メイン)
20.ザ☆ピ~ス!(メイン、花道をゆっくり歩きながらサブ、曲の大半はサブ)
21.恋愛レボリューション21(ほとんどサブ、最後の方で花道に横一列、その後メイン)
**.暗転
11.その出会いのために(吉澤)(歩いてサブステまで、サブステで吉澤ソロ)
MC.吉澤(全員メイン集結)
EX.I WISH(メイン)
**.暗転(長め)
E1.BEポジティブ(メイン、後半にしばらく花道に滞在、最後はサブ)
MC.(サブ)
EX.ドスン(吉澤)
E2.ここにいるぜぇ!(間奏までサブ、小走りでメインへ)
22.青空がいつまでも続くような未来であれ!(メイン)
追い出しBGM ハピサマ

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