5/14、横浜スタジアムで行われた「横浜ベイスターズVS読売ジャイアンツ」で、真野恵里菜ちゃんが始球式を行いました。動画を見てみたいなと思っていたところ、You Tubeにありましたので貼っておきます。
ザ・プロ野球 始球式 真野恵里菜
真野ちゃん、ドラマ出演でもTBSのBSチャンネルであるBS-i(BS-TBSに社名変更するそうです)に出演しているなど、TBSに良くしてもらっている関係か、TBSが親会社であるベイスターズの試合にゲストとして呼ばれたわけです。
こういう事があると、「また真野ばかり推されている」と言い出す人が出て来るのでしょうが、ハロプロを何年も見続けている自分が思うには、ハッキリ言って「まだ推し方が弱すぎ」と感じております。何故? 真野ちゃんはハロプロが久しぶり(ミキティ以来7年ぶりだ)に送り出したソロの新人。あやや、ミキティの時代はハロプロも隆盛を誇っていたから新人の宣伝も凄かったです。テレビ、雑誌、CM、いろんな場所で人々が存在を知るお膳立てが出来ていました。
それに比べたら、真野ちゃんの推しなんて可哀想なくらい地味です。ようやくミュージックステーションへの出演が決まったようですが、これなどは事務所的にはバックダンサーとして同行するエッグ6人の(今後のデビューへ向けた)顔見せも兼ねているだろうし、真野ちゃん推しの一環としては、ようやく大手事務所の新人らしいプロモーションが来たなという、いわばスタート地点に立ったに過ぎません。最近、この番組にハロプロが呼ばれないので、ちょっとジェラシーなヲタも少なくないと思いますが、今までのハロプロ新人はゴールデンタイムの音楽番組には一通り出演している実績があるのですから、予定通りの新人枠出演という事で大目に見てあげてほしいと思います。
あやや、ミキティはともかく、Berryz工房のデビュー時もかなり宣伝費は使っていました。集英社、小田急電鉄とのタイアップ。Wのシングルのバックダンサーとしての売り込み。
しかし、ベリはセールス的に失敗してしまい、その後はハロプロも沈滞ムードなので事務所も思い切った事はしにくくなっているのでしょう。真野ちゃんのプロモーションはBerryz工房の時と比べても弱く、℃-uteといい勝負かなという感じです。℃-uteも年末の賞番組と都会っ子純情のCMを除けば、新人の割には地味なプロモーションだったと私は思っています。メジャーデビューした後でもショッピングセンター回りとかしていたくらいですから(その事自体は良かったと思います)。
そんな状況ですが、真野ちゃんは果たして人気者になるのか?正直不安です。なんと言っても、テレビ露出が足りない。雑誌露出はそこそこ。本人宣伝のCMは多少流しているものの、欲しいのは真野ちゃんが企業の商品CMに出る事。これは、今のハロプロに欲しい仕事でもあります。
というのも、個人名を売っていく事が今のハロプロの重要課題だと思うからなのですが、そのためには「この子を有名にしょう!」と、推しメンバーを選抜していく事も必要。既に事務所も動き始めていて、例えば道重さゆみバラドル計画も着々と進んでいるようですが、「里田まいが成功したから次もバラエティ」というだけではなく、広く活躍の場を求めていってほしいと思います。
真野ちゃんは、なかなか良い雰囲気を持った子ですから、その雰囲気を活かせるような地上波のドラマに出演が出来るよう、プロモーションを頑張ってほしいし、それこそTBSのドラマに出演してほしい。
今のハロプロはコンサートやイベント主体の興行主義です。これはある程度の収入が期待出来て、企業的にはやりやすい戦略なのかもしれませんが、イベントやコンサートに行ける環境にある人は限られています。今一度、ハロプロがメジャーシーンで活躍するために、これからはテレビにも力を入れてほしいし、7年ぶりのソロ新人真野ちゃんを生かす場所は、ヲタが大勢集まるコンサート会場ではなく、不特定多数の人に見てもらえるテレビである。私はそう考えます。
始球式で真野ちゃんが投げたボールはノーバウンドでキャッチャーミットに吸い込まれました。真野ちゃん売り出しは変化球ではなく直球でいいんだと、その投球が語っているかのように見えました。