先週、松浦亜弥さんにお子さんが誕生したというニュースを聞き、これはハッピーなニュースだと感じるとともに、時の流れを強く意識したのでありました。
2001年に松浦さんがデビューして、その秘めたる才能に惹かれ追い始め、やがて国民的アイドル(と呼んでも良いと思う)になっていくのを見守り、そしてブームというものの非情さを見て寂しく思ったりしながらも、ステージの上で肩の力がうまく抜けたようなパフォーマンスを見せる姿に安心して、やがてステージ活動もほぼなくなり、そして、この日が訪れました。年月の流れの速さを感じます。
長くアイドル界に関わっていれば、いろんな景色を見ることになります。まわりが描いているイメージに沿いながらタレントとしての道を選んでいれば、もう少し息が長く安定した活動が出来たかもしれないけれど、彼女は(あれだけ業界内に支持者が居ながら)タレントという道は選ばず、歌手というスタンスをずっと突き通した。応援し続けた者としては、それがとても有難かったわけで、そういう意味ではイメージとは違って、松浦さんはとてもファン思いな人であるとも言えます。
リリースされる曲は年齢に合わせて変化していきましたが、実は彼女はアイドルポップな持ち歌もツアーでずっと歌い続けてきました。ある時期からコンサートではバックバンドが付くようになりましたが、そのように演出面で大きな変化を見せても、代表的な初期曲は歌い継いできました。イキイキとした表情で昔の曲を歌う松浦さんの姿は頼もしく、ひとつの公演でいろんなタイプの世界を魅せることが出来る上手さに、やはりこの人は天才だと思ったものです。
実際、どんなものであったかは、このような素敵な編集動画があるので、それを観ていただくのが早いと思います。長い年月がうまくパッケージングされています。
ドッキドキ!LOVEメール 松浦亜弥LIVE HISTORY
お子さんが生まれたという事で、しばらくは歌手としての活動を観る事はますます無くなりそうでありますが、年齢を重ねても「アイドル松浦亜弥」をステージで魅せてくれた人ですから、またいつの日か、天才っぷりを見せてくれそうな気がしています。それがいつの日かはわからないけれど、いつか必ず観ることが出来そうな気がします。
アイドルとオトナの二つの虹を再び観られるその日まで、手元のCDを大事に聴き続けていきたいと思います。
松浦亜弥 - ダブルレインボウ
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「斐紹(あやつぐ)」(本名・山下斐紹)
という名前の選手がいるのですが、名前を聞くと松浦亜弥さんと嗣永桃子さんを同時に連想してしまいますね。
またホークスの今年のスローガンが、
「熱男(アツオ)」
というのですが、こちらも松浦亜弥さんの歌のタイトルを連想しますね。