「ベリヲタ」という呼び方

　Berryz工房が今週対バンに熱心でした。ひとつはアイドルフェスタ、そしてもうひとつはアイドル関連ではないイベント。私はベリがこういう風に対バンに積極的に参加するのは大賛成です。桃子の知名度のおかげで、少なくとも「Berryz工房」という名前は以前よりも知られるようになった。ならば、既存のヲタだけでなく外部に向けてどんどん顔を売って観てもらえたら、よりグループに対する印象度が増す。私はBerryz工房はCDの売上の数字を高めるよりも、知名度があって集客力のあるグループに育ってほしいです。

　さて、そのアイドルイベントではないほうのステージで共演者に「Berryz工房のファンって何て呼ぶの？」と聞かれたという噂を耳にした。ああ、確かにベリにはそういうのは無い。「ベリヲタ」ですよね。あまりにオーソドックス。
　でも、これでいいんだとも思うのです。そういう色んなギミックはいらないんですよ。ファンの事を面白い表現で呼び名を付けたり、各メンバーの担当色を強調したり（私は時々一部のベリメンのカラーがあやふやになる。そのくらい色への印象は低い）、はたまたキャラクターやら担当やら決めたりとか、今更改まってそうれをやらなくても良いのです。見ればすぐ伝わるわかりやすさがあるのだから。

　「ベリヲタ」という何のヒネリもない呼び名に、装飾過剰な今のアイドルシーンからはちょっと浮いた潔さを感じ、それでこそBerryz工房ワールドだよなとも感じた次第です。気の利いた名称はないけれど、Berryz工房ファンは「ネリヲタ」なんだと、それ以上の何者でもないのだと。

Berryz工房「友達は友達なんだ！」 (MV)