舞楽の鳥兜を飾って・・・

1月3日（土）
お正月３が日と云われる日も今日で最後ですが、まだまだお休みという方も多いかと思います。
今日は午前中から、凄まじい風が吹いております。

この風の向こうは、雪が降り続いているかと思います。

　　　

　　　鳥兜

鳥兜を模した香合です。
聞くところによると、鳥兜とは、舞楽衣装のひとつで、楽人や舞手が被るものだそうで、鳳凰の頭部をデザインしたものだそうです。

御目出度い行事に行われる舞楽に鳥兜を冠として被って舞手が舞います。
今年が素晴らしい年になるように願って飾り付けました。

近くの神社で舞楽の奉納が毎年行われるので、年１回だけですが拝見する機会があります。
この鳥兜香合は、皇室の御下賜品だそうで、桐の箱にそのように書いてあります。

もちろん、私どもが頂けるようなお品ではありませんので、巡り巡って私どもの手元に来たという事は云うに及ばないことです。

　　　

　　　お迎え

お客様をお迎えする玄関の飾り付けです。
今年は、7福神の末広と鳥兜を飾りました。

7福神と云われる神様たちの楽しげなご様子が好しく、買い求めてから何回か使いましたが、何となく、老師方の揮毫された扇の方が好きで、そればかり使っておりましたが、ゲン直しの意味を込めて、楽しそうな7福神を飾って見ました。

明日から、少しずつ初釜に向けて準備を始めようと思っております。
日持ちのする物から順次作って行くことになります。

もちろん、道具を選んで出すことも並行してやって行きますが、楽しみながらゆっくりとやって行こうと思っております。