tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

日本の古い風習を再び・・・

2015-01-16 17:17:28 | 日常雑感
1月16日(金)藪入り 裏千家東京初釜式
静かな冬の一日でした。
何となく暖かく感じましたので、散歩に出掛けましたが、ちょっと歩き過ぎで、8500歩でした。
この時期は散歩の途中でも、花が少なく、目に着くのはローバイと椿ばかりです。

   

   ダンコウバイ

我が家のダンコウバイ(檀香梅)です。
風も当たらず比較的暖かい所ですので、早々と蕾を膨らませておりました。

クスノキ科クロモジ属の落葉低木です。
今週はお稽古がお休みですので、来週には丁度使い頃だと思います。

   

   ダンコウバイ拡大

今日は藪入りですので、再び日本の古い習慣について書いて見ようと思います。
藪入りは、江戸時代からの名残りともいえる風習ですが、かって商家などに住み込み奉公していた丁稚などの奉公人が、主人から新しい着物や履物、そして小遣いなど頂いて実家に帰ることが出来た日で、今日がその日に当たります。

7月にも藪入りと云われる日がありますが、「後の藪入り」と云われて、奉公人たちは、藪入りと云われた日だけが休日となりました。
1年にたった2日です。

実家が遠い奉公人は、帰る事が出来なかったため、芝居見物などして一日を楽しんだそうです。
今は、週2日のお休みが当たり前になっておりますが、たまにはこんな事を考えて見るのも良い事かも知れません。

それでもやっぱり、死語になってしまっているのでしょうか?


コメント
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