今回広島で海自輸送艦おおすみと釣り船レジャー船が衝突しました。
先日の呉寄港時に沖合いに停泊して居た輸送艦です。
我々は輸送艦の周りを一周しカメラにも収めた思い出の艦です。
特に我々の主に航行する瀬戸内海は大型船から定期のフェリー
そして小型貨物船が沢山航行しています。
おまけに漁労中の小型底引き網漁船も多数
レジャーボートも非常に多く錯綜して航行する日本でも有数の危険水域かもしれません。
しかし大型船から小型船までいろいろな船型の船が行き交う大変楽しい海域でもあります。
我々も目視で見張りには十分注意し、レーダーでも他船との距離や進行方向には気をつけています。
自船の方向も波や潮、引き波によって随時影響を受けます。
オートパイロット航行でも影響を受ける時もあり常に進路保持には注意を払っています。
行き交い船や横切り線には要注意です。
法律はありますが横暴な小型船も多く優先権のある保持船の立場でも安心はできません。
優先権の無い回避船の立場でも急に増速して前方を突き切る船もあります。
保持船と思い安心していも急に減速や緊急回避措置を取ることもあります。
まあ言って見れば直前まで進路を変えたり減速したりしない回避義務船があり度胸のあるものが勝ちと言う部分もあります。
海上衝突予防法では下図のように決められています。
赤が避航船、青が保持船です。
青の船に優先権があり赤が避航しなければなりません。
私はついつい速度進路保持船で優先権のある立場でも釣り糸を直していて前を見ていない船もあり危険性を感じたら早めに回避措置を取るようにしています。
以前から横切り船の衝突防止にはレーダー確認と同時に窓枠などで他船との二点を結び自船の進行線との角度を確認しその角度に変化が出れば衝突しない
角度に変化が出なければ衝突するという判断をしていました。
正し自分の眼の位置(姿勢)が変わると無意味になり同じ位置の姿勢目線を保つことが絶対条件になります。
まあ誰もがやっていることと思いますが・・・・
そこで衝突防止用新兵器を自作しました。
下の台を操縦席前に固定します。
危険予想できる船が見えれば、手前から横切り船に二本の白い棒を一つに重なるように合わせます。
相手船と二本の棒の三点を重ねます。
ですから上の二本の棒を支えている板は回転します。
設定してから振動で動くようでは困るので蝶ねじで硬さ調整ができるようにしています。
設定後チョコチョコ二本の棒と他船が重なっているかを確認し重なりが続けば衝突の危険性があり、重なりが無くなれば衝突しないという事が確認できます。
角度に変化があれば衝突しないことになります。
一度合わせた三点、要するに相手船と二本の棒の三点が合わなくなれば安全ということです。
簡単なものですがレーダーが無くてもこれがあれば非常に便利で操作も簡単、確実に衝突防止が可能です。
いかがでしょう
近じか取り付けたいと思っています。
名づけて「衝突防止君」「衝突回避君」
実用新案特許申請でもしますか?
ではでは
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