22日水曜日から24日金曜日にかけて二泊三日で近場の水島灘から備後灘に浮かぶ島々探索クルージングです。
初日の宿泊は岡山牛窓沖の日本のエーゲ海に浮かぶ前島の民宿旅館です。
じゃらん口コミ4.7の宿で料理も楽しみです。
相生マリーナで船を下します。
今日は多少波がある予報でしたが播磨灘はべた凪です。
今回は急ぐ旅でもないので16ノット程度でゆっくりクルージングを楽しみます。
早速隣の岡山県日生町の日生港に入港、日生漁協横の浮桟橋に係留させて頂き昼食です。
漁協の海鮮市場で焼きアナゴ4匹を購入、隣の食堂に入ります。
同じ経営なので持ち込みOKです。
早速私は煮アナゴ丼と生ビール、中村君は特選海鮮丼です。
今日も暑いので生ビールのうまい事
焼きアナゴもいいつまみになります。
生ビールもう一杯お願いします。
御腹も一杯出港です。
もう隣が瀬戸内市牛窓港です。
フェリー乗り場隣の県営公共浮桟橋に係留
勿論無料でありがたいです。
牛窓の旧町内、江戸時代からの街並み見学です。
何十回と来ている牛窓ですが江戸時代の風情が残る旧町内を巡るのは初めてです。
それにしても熱いです。
つい缶ビールに手が届きます。
旧牛窓の見学が終わり目の前の小豆島側に浮かぶ前島が今日の宿泊地です。
前島港に入港し空き岸壁に係留を済ませ宿「南風荘」に港までの車での迎えを依頼します。
すぐに愛想のいい息子さんが車で迎えに来ていただきました。
島とは言え距離もあり歩いて宿まで行くのは大変です。
女将さんの出迎えを受け部屋に案内されると目の前の眼下に瀬戸内海そして小豆島です。
宿からの眺めは絶景です
まずは冷えたビールで乾杯です。
風呂に入り夕食を待ちます。
出て来ます出て来ます。
女将さんが次から次に魚料理を・・・・
ビールも進みますがおなかも一杯になり芋ロックに切り替えです。
料理はまだまだいっぱいテーブルの上に
ああ満腹満腹、余は満足じゃ!
23日木曜日、朝カーテンを開けてみると今日も瀬戸内海は鏡のようです。
でも気温は暑いですね。
又息子さんに送って頂き港に向かいます。
犬島から宇野港に向かいます。
新しく出来た宇野港海の駅の確認です。
二つ浮桟橋があり奥の方は岡山県警の警備艇と小型定期客船専用桟橋です。
フェリー桟橋です。
又一つ昼食場所に安心して係留できる浮桟橋が増えました。
バンザイバンザイ
鷲羽山の側を通り瀬戸大橋をくぐります。
すぐに大型船の水島航路を横切り倉敷沖水島灘に入ります。
大型船の洋上停泊も多数います。
今日の目的地は備後灘に浮かぶ白石島です。
この島にある天然記念物「鎧岩」の見学です。
結構な急斜面の登山になるので暑いので覚悟が要ります。
水島灘を航行し白石島新港に入港します。
ここは無料の浮桟橋もあり最高の係留場所です。
ありがとう
近くで飲料水を十分確保して山頂に向かいます。
開龍寺太子堂~登山道に入ります。
太子堂は大きな岩の下に建てられていて驚きです。
不整脈と戦いながら水分補給し休憩しながら山頂を目指します。
命からがら登った展望台はさわやかな風も吹き最高の展望です。
尾根伝いに大岩、そして鎧岩へと向かいます。
アップダウンも激しく結構きついです。
ああ今朝不整脈の薬を飲むのを忘れていました。
白石島全体を360度のパノラマ状態で見下ろします。
倉敷水島工業地帯から福山工業地帯、北木島から走島、六島と絶景です。
遠く瀬戸大橋も展望できます。
疲れも吹っ飛ぶようなパノラマにさわやかな海風がそよぎます。
絶景です。
登りとは異なる下山道をおり辛抱していた冷たいビールに飛びつきます。
登山でもありアルコールは控えていたのです。
美味しいです。
冷たいビール
白石島新港を出港すると隣が北木島、少し離れて真鍋島です。
岡山県では最南端の離島です。
ここには我々の定宿「三虎」があります。
今日はここに予約を入れております。
もう何回泊まったでしょうか?
10回以上になりますね。
まあ瀬戸内海もここ10年間いろいろなところの島に泊まっていますが真鍋島の一軒家、南国ムードの三虎さんが好きなのです。
また来ました。
ご主人手作りの専用浮桟橋に係留です。
入浴後はハンモックで一休み
風が爽やかです。
真鍋島沖は水島工業地帯に出入りする大小の船舶が多数航行し夜も頻繁に行きかいます。
宿から夜の船舶の照明を見るのも楽しみです。
この宿お風呂が海水風呂なのです。
私は少し苦手でお客が我々だけの時は真水の展望風呂に入らせてもらったりします。
さて夕食は海の幸が楽しみです。
今日はオコゼとハモの刺身のようです。
ここの夕食はお魚好きには楽しみです。
生ビールも進みます。
今日は家族連れのお客さんや外人さんも泊まっています。
夕食後は「海ほたる」見せていただけます。
海に瓶を沈めていると海ほたるがいっぱい入るようです。
宿の人が旅館側の暗い所でその海ほたるをまき散らすと綺麗な青で光ります。
踏みつけると益々輝きを放ちます。
お客さんたちも感動していました。
三日目24日金曜日は立ち寄っていない三島に上陸することです。
香川県になります丸亀市塩飽諸島の小手島、手島、広島です。
今日も朝から鏡のような水面です。
しかし快晴、暑いです。
三虎のご主人と奥さんに桟橋で見送って頂き出港です。
最初の目的地は小手島
定期船の浮桟橋に仮係留し定期船の入港時間を確認します。
まだまだ一時間以上定期船の入港まで時間があるようです。
小手島の集落を汗を拭き拭き散策していると民家の奥さんに声をかけていただきあついので家で少し休んでは・・・
冷たいものでも出しますよとのありがたいお言葉
遠慮しながらも暑さに負けてついつい上り込んでいました。
冷たいファングレープを出して頂き一息つきます。
気温は34度程度まで上がっています。
今日は風が無いのです。
この島は小学生が一人だけいるそうで小手島小学校には校長先生、担任、保健の先生と三人の先生が一人の児童にかかっているようです。
びっくりですね。
クーラーの効いた部屋で奥さんと雑談を交わし休憩させて頂いた後出港です。
次は隣の広島です。
この辺りでは最大の面積と人口を誇る島です。
青木港に入港です。
結構な集落ですが人影はありません。
まあ昼時でもありますし何しろ高温です。
ここは昔から石材の産地、積出港です。
現在もやってはおられるようですが当時の勢いはありません。
この広島8つほどの集落があるのですが小学生も中学生もゼロで住民の一番若い人が39歳の独身男性とか
困ったことですね
旧広島西小学校に石の博物館があるとの事で立ち寄ってみましたがほとんど小学校の歴史資料と地域の民具展示などが中心で石の博物館は教室の一室にしょんぼりと展示してあるだけでした。
またデイサービスの施設として使われておりました。
そこで働いていた男性介護士の方が島で一番の若者のようです。
若者はほとんど丸亀市街地の方で生活しているようですね。
港側のお店で缶ビールを購入し島の現状など雑談を済ませて手島に向けて出港です。
最後の訪問地手島港は係留場所がなく上陸断念
残念です。
定期船桟橋は汽船会社の警告表示があり「無断係留は10万円頂きます」とのこと。
備讃フェリー株式会社さん少し多めに見ていただき入港時以外の短時間の係留ならOKいただけませんか?
例えジュース一本でも島の活性化につながりますよ。
ご一考ください。
10万円との掲示を見るとびっくりと言うより恐ろしくなりました。
早々に立ち去りましたが・・・・
水島灘から瀬戸大橋をくぐり宇野港海の駅桟橋に係留し昼食とお土産購入です。
管理事務所に連絡を入れておきます。
台風11号の影響で瀬戸内海も河川からの流木やゴミが多く流れ込んでいて航行には十分注意が必要です。
宇野港係留桟橋が見えてきました。
浮桟橋には屋根もあり格好の太公望のメッカのようです。
船備え付けの拡声器で係留場所を説明し釣り竿を上げていただきます。
すぐに対応頂きます。
事務所に立ち寄り手続きを済ませ昼食です。
遅昼になり二時で閉まっている店が多くあります。
通行人に空いている店を聞くと「うちの店空いてますよ」との事
中華料理屋の息子さんのようです。
早速その店に飛び込みます。
何しろ暑くてたまらないのです。
相生帰港後、車の事もあるのでノンアルコールビールを一気飲み
ほっとします。
店内のテレビでは丁度夏の高校野球岡山県予選を中継中
岡山市の高校と地元玉野市の高校が準決勝のゲーム中
この中華料理店で下宿している生徒が選手として出場しているとの事です。
店の人も必死の応援です。
丁度このお店隣でスーパーも営業しておられていて・・・「岡山と言えば桃」ですね。
土産に美味しい桃をゲットです。
他にも土産を調達し出港です。
小豆島の北側を航行し相生港入港です。
ああ暑かった。
お疲れ様でした。
ではでは
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