今年最初のお稽古では、茶筅飾りを行いました。
それから、平点前のお稽古と。
何年やっていても平点前では初心に戻ります。
(って、間違えましたけどね)
お菓子は、裏千家の方が初釜で使われる「花びら餅」(福寿堂秀信御製)です。
挟まれているのは、甘く煮たゴボウです。
なぜ、ゴボウなのかということは、
京都府農林水産部食の安心・安全推進課という
お堅い役所のサイトに下記のように紹介されていました。
「平安時代、宮中では「歯固めの儀式」という行事がありました。「歯固めの儀式」では、白餅の上に菱形の餅を置き、その上に押し鮎などをのせて食べ、長寿を願ったそうです。それが次第に簡略化し、押し鮎や味噌を餅で包んだ「宮中雑煮」と呼ばれる物が食べられるようになります。それがさらに簡略化し、押し鮎がゴボウに代わり、雑煮が餅と白味噌で表されるようになりました。そして、それを菓子化したものが宮中で食べられるようになります。明治時代になり、裏千家が初釜のお菓子として出すことを許され、正月のお菓子として全国の和菓子屋で作られるようになりました。ゴボウは押し鮎の代わりで、菱形なのは正月の餅の形の名残だったのです。和菓子の歴史はおもしろいですね。」
次回のお稽古は、
2月2日(木)クレオ大阪中央です。
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