80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

この頃思うこと

2020年08月14日 05時21分42秒 | 考える
この頃思うこと。 (古い記録から・・・いつまでも同じ事の繰り返し)

2019年 (令和元年) 10月31日(木) 晴れ
腰痛治まらず。
明日から11月・・・。 

(あれから、間もなく、もうすぐ一年立つ)
相も変わらず、腰痛は治まらない。 

人の生き方、考え方は、それぞれ違っていて当然。
個人であってすら、さっきと、今とでは、すでに考えが違っている。

誰だって他人から、ああしろこうしろと、指図され、強要されるのは不快に違いない。
もっとも、人間社会にあっては、それはものぐさの言い訳でしかないのかも知れないが。

この頃思う事。  
今の私は、誰にも頼られていない。
つまるところ、自分から無理やり、どうこうする必要はないと考えている。

おそらくなるようにしかならない。
今のまま、気分次第に生きていくだけだ。
結局、嫌も応もなく、死ぬ時が来たら死ぬしかないのだろう。

他人の言葉にいちいち左右されることもない。
しかし、私は、いつまで経っても同じ事を繰り返している。

自分の未来に期待するな。 

私自身にとって、死後、最終的には何も残らない。
一言で言えば、現在の私には、総てが無駄なのだ。
そう、私自身にとっては・・・。
ただ一人飲むビールの味の冷ややかさ。

ただ一人 生きていく世の 空しさよ 

未練なのか?
この所、同じ事ばかり繰り返している。
もっと建設的に生きられないものだろうか?

ふと思い出す。
上野公園に「時忘れじの塔」というのがあるそうだ。
今度、機会を作って (本当は機会だらけなのだが) 見に行きたい。

時計の針は止まっても、時の流れは止まらない。

2020年08月11日 21時23分28秒 | 考える
弟君、出勤。

今日もまた、酒を飲んで、人生が始まる。 
何か、それが、癖になってしまった。

「人の言葉は一度言ったら、弾丸と同じで、戻すことは出来ない。
それだけ重みがある。」 (「交通指導員ヨレヨレ日記」柏耕一)」
 

また、独り、街をさまよう

何事も確かめてみるまでは、たった一つのことでも、はっきりするものではない。
さらに言えば、いくら確かめようとしても、分からないことも多い。

人の姿形、印象は、常に変化していく。 
実際、その通りなのだろう。

この所、私は金勘定ばかりしている。 
この年齢になると、先行きが、つまり自分の残り財産が気になってくる。
まぁ、それもこれも、「呆け防止の一環」として・・・と、言えなくもないだろう。
と、 そんな言い訳をしつつ・・・。

働くことは、人に生きがいを生む。
歳だから、金も充分貯まっているはずだと、それ(仕事)を取り上げてしまうのは、いかがなものか。
もっとも職場の数が、限定されているという以上、また、それもやむを得ないのかも知れないとは思うのだが。

所詮、私は独り者だ。
ただ一人生きている。
世代交代もまた、世の流れなのだろう。 

私の思惑を無視して、時は無情に過ぎていく。

今日もまた、何の予定も立ってはないが

2020年07月25日 08時24分02秒 | 考える
7月25日(土) 曇り空 
弟が出勤。
ドアの閉まる音を背中で聞く。

一人起き上がって、 グラスにウィスキーを注ぐ。 
タバコを咥えて火を付ける。 
それで、 ただ何となく気持ちが落ち着く。

今日もまた、何の予定も立ってはないが、予定を立てる気もしない。
1歳、歳は取ったけど、何もすることもなく、また日を過ごすのか? 
腰痛と共にただ過ごす。
考えてみれば、腰痛も私の生きている証明なのだ。 

誰が何と言おうと、もっとも誰も何も言いはしないが、今から約1年、私は74歳を生き続けるのだろう。 
多分、この曇り空の下で。 

飲み干す酒に味がない。
タバコの煙りも味がない。
ただ酒を飲み、一人タバコの煙りを吸う。
味も素っ気もない人生をどうして過ごせば良いのやら・・・。 


男一人で飲む酒は
昔の女の味がする

酒場で出会った男が二人
共に女の思い出浮かべ
何も言わずに酒酌み交わす

誰に言われたわけではないが
立った女の後ろから
一言、お前が好きだよと
何故にあの時、言えなかった?

共に目を伏せ、杯重ね
共に黙って 杯を干す 



73歳、最後の一日。

2020年07月23日 08時26分13秒 | 考える
70を越えて、今73歳。
このままで良いのだろうか?
目的もなく、街をぶらつき、酒を飲む。
仕事はどんな事でもそれなりに苦しい。
楽な仕事なぞ、どこにもありはしない。

7月22日(水) 曇り
体が思うように動かない。
5階の部屋を出て、バス停に行くだけでも、何度となく立ち止まり、道横の石垣に腰を下ろす。
何とも情けないと、自分でも思う。
自分の居場所はどこだろう?

生活費は、何とか足りてはいる。
だが、人は金だけで生きていけるものではないと、ずっと思い続けている。
言ってみれば、今の自分を受け入れることが出来るか、否かだと感じている。
どこかで、それを見つけようとの悪あがき・・・。
老いぼれて、ただ夢に見るスーパーヒーロー。

7月23日(木) 曇り
73歳、最後の一日。
だが、ただそれだけの話。
相変わらず、腰痛と共に目覚める。
ウィスキーを空にする。

今日は「海の日」・・・国民の休日。
明日、24日は「スポーツの日」・・・これまた「国民の休日」だとか。

休みが増えるのは結構なことだが、その日を楽しむ金は、どこからも出ない。
時間ばかりで、一体どうやって楽しめば良いのだろうか?


星のない夜 ただ独り
グラスに注ぐウィスキー
誰もいないこの部屋で
たった独りで酒を飲む
いつの間にやら眠りこけ
目覚めりゃ外は曇り空

君の言葉を忘れはせぬが
やはり会いたい 今一度
たった独りでただ思い出す
夜明けの空のうす暗さ
君のその手の冷たさが
思い出されてたまらない

私の時間

2020年07月17日 07時20分56秒 | 考える
時計の針は止まっても、時の流れは止まらない。

何故か体が動かない。
それでも私は生きている。

余計なことをしたりせず、黙って今を受け入れる。
いつかは多分必要とされる時が来るだろう。
私のお金、私の仲間、そして私の経験。
たとえ、役に立ったようには見えずとも。

心の奥でそんな事を考え続けていた。

しかし、今日も又、無為な時を過ごしそうだ。
何より、今日も又、思い通りに足が動かない。
などと、又、同じ言葉を繰り返す。

これ以上の欲もなく、自由気ままに生きていきたい。
さして、生き急ぐ、さりとて、死に急ぐ必要も無い。


街の酒場でただ独り
夢を求めてうろつき歩く
一人寂しい男の心
誰が知ろうか
この年寄りが
求め続けた人生を

うろつき歩いて辿り着き、
独りぽっちで飲む酒は
ほろりと苦い味がする
誰が知ろうか
この年寄りの
心の奥に降る雨を