80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

寒い・・・!!

2017年11月28日 16時22分21秒 | 考える
寒い・・・!!

総てに自信がなくなってきた。

酒で紛らわす日々が続く。

やるなら後悔するな。
後悔するならやるな。


苦心と努力で創り出したものを「幸」と言い、
苦心したり、努力したりせずに、偶然与えられたものを「福」と言う。

(大昔のノートには逆に書いてあったのだが・・・)

他人に、わくわくした期待を持って行動してもらうには、どうしたら
いいのか?


ふっと、そんなことを考えた。

窓際の老人

2017年11月14日 20時30分03秒 | 考える
窓際の老人
ふと見上げると、閉じられたガラス窓の向こうから見下ろしている
老人と目が合った。 ()
「あっ・・・」と思い、会釈をして、再び顔を上げると、すでに老
人の姿は見えなくなっていた。 ()
窓に映った老人の顔が、一瞬、何故か淋しそうに見えたのは、私の
気のせいだったのだろうか?

老いさらばえていく自らを、通りのショウウインドウの中に見て、
朝の出がけのことを思い出した。

窓際にいて、じいっと私を見下ろしていた老人、
ひょっとして、彼は、私自身ではなかったか?

待て、待て・・・、すると、見上げていたのは一体誰だったのか?


老いてなお、いや老いたからこそ求め続ける。
が、気が付けば、思いにまかせぬ体に成り果てていた。


今さら他人に「借り」を作ってどうする?
返す当ても、その時間も無い。


起きがけに、夢を見た。

ひなびた温泉宿で。
自動販売機でコーヒーを買おうとしたら、コイン投入口に何やら
詰め物がしてあって使えない。

姿は見えないが、すぐ近くで、誰かが「ホンジョウナオキ」と連呼
している。

本庄直紀? ・・・誰?


私が何を飲もうと、今のところは、誰にも迷惑は掛けていない
つもりだ。
所詮は、私個人の価値観の問題だろう。

古酒を飲む。
これが、生きた証とは・・・、随分とちんけな証だ。


「ちんけ」とは
〘形動〙〔俗〕ひどく劣っているさま。程度がごく低いさま。
 ※さいころ博打ばくちで一の目を「ちん」と呼ぶことから。


夢の中で、しきりに首を振る。
そんなことはない…!!


弟との生活時間帯の違い。
朝、目覚めて独り思う。

私の体内時計が大いに狂い始めているのではないか?

ふらり、いつものようにバス停までやってきたものの、行くべき当
てもなく、曇り空を見上げる。

風が冷たい…!!
寒~い…!!



相変わらず、考えている。

自分の生き方は本当にこれで良かったのか?
今さら、この歳で何を考えようと無駄なことは判っている
・・・つもりだ。

現状を考えてみる。
過去、・・・今までの人生を、何やら「食いつぶしているだけ」
そんな気がする。


弟に対抗して、もう一働き、金を稼ごうと思っていた。
が、現実はそうそう甘くはなかった。

退職直後ならば、もそっと何とかなったのかも知れないが、
退職後5年、年齢も70を超えているヨボヨボ爺さんに仕事を頼も
うなどと考える人事担当者がいるとも思えない。



ひとりぼっちで飲む酒は、遠い昔の味がする。
昔、そんな歌があったような・・・。
調べてみた。

どうやら、美空ひばりさんの「悲しい酒」「もと」だったらしい。


悲しい酒
作詞:石本美由起、作曲:古賀政男、唄:美空ひばり


1 ひとり酒場で 飲む酒は
  別れ涙の 味がする
  飲んで棄てたい 面影が
  飲めばグラスに また浮かぶ

    (セリフ)
    「ああ 別れたあとの心残りよ
    未練なのね あの人の面影
    淋しさを忘れるために
    飲んでいるのに
    酒は今夜も私を悲しくさせる
    酒よどうして どうしてあの人を
    あきらめたらいいの
    あきらめたらいいの」

2 酒よ心が あるならば
  胸の悩みを 消してくれ
  酔えば悲しく なる酒を
  飲んで泣くのも 恋のため

3 ひとりぼっちが 好きだよと
  言った心の 裏で泣く
  好きで添えない 人の世を
  泣いて怨んで 夜が更ける


そう言えば、カセットで何度も聴いた曲だ。

私の現在の気持ちを表しているような・・・。

一人でいるということ。

2017年11月12日 20時40分26秒 | 考える
一人でいるということ。
私の部屋、周囲はいつも空っぽ。

寝起きに、ウヰスキーを1杯。
カレンダーを1枚めくる。
今日は、月初め・・・
(実際は半月経過している・・・まぁ、念には及ばないか。)

人は、対人関係において常に反応、そして結果を求めようとする。

70代(私)の有用な人材など、そこらに転がっているものではない。

過ぎた日々は二度と戻らない。 ・・・多分。
とは言え、まだ終わらない私の人生。
それが確かかどうかは実のところ分からない。
ひょっとして、何年か先に、どこかから戻ってくるかも知れない。

人生につまずいても、支えてくれる相手がいない・・・
と、ずっと思ってきた。  ・・・何とも悲しい人生ではないか。

なじみの珈琲店でも、一人の客としてしか、自分の存在感をアピー
ルできない。
どこにいても、やたら希薄な存在感。
今も昔も、何ら変わらぬ「私自身」ではあるはずなのだが・・・。

「難聴」 、・・・他人の話しについて行けない。
上手く話を聞き分けることが出来ず、結果、内容を理解できない。

頷くばかりで、ごまかし続けるのはもう嫌だ。 ・・・

とは言え、生きている、生きていく以上は、何らかのコミュニケー
ション能力を必要とする。
一時期、読唇術を考えた。
だが、実際に覚えるにはあまりに遅すぎた…と、やる前に諦めた。

先輩からのアドバイス・・・無意味な人生なんぞはどこにもない。
私もそうは思っている・・・のだが・・・。

人は、相手(他人)に何を求めて付き合おうとするのか?
どこに行けば答えが見つかるのだろうか?

今日もまた 求め求めて さ迷い歩く風来小爺(ふうらいこじじい)。

いずれにせよ、どこまで行っても、お前さんは独りなのだ。
いい加減、そろそろ気付けよ !!


気まま、意のまま、筆のまま (時間差アタック・・・2)

2017年11月10日 18時33分23秒 | 考える
自分のブログを読み返していて、ふと気が付いた。

標題「気まま、意のまま、筆のまま」(1)の続きがない。
(1)とある以上は、(2)を予定していたはずだが、いつの間にか、
続きを書くのを、すっかり忘れてしまったらしい。


まぁ、今に始まったことではないが、どうにも困ったものだ。
(1)とある以上は、(3)(4)とまではいかずとも、せめて(2)ぐらいは
書かねば格好がつかなかろう。

とは言え、こういうものは、やはり「のり」で書くものだ。
「格好つかないから、続きを・・・」 と言われて、
「はい、では・・・」 とは、なかなかいかない。

まぁ、おいおいと・・・、なんて・・・。

と言うことで・・・、
とにかく、無意味な人生なぞ、どこにもない。 ・・・はずだ。
さらに「夢」は見続けなければかなわない。
夢の実現には、「自分でいる、自分であり続ける勇気」が必要なの
ではないか?


そんなことを考えた。

そう、相手が誰であろうと、お前を自由に動かせる者はいない。
お前を動かせる者は、この世にただ一人、お前自身以外の何者で
もない。


今さら自分の人生をと慌てる事もなかろう。
慌てたところで、今のお前さんの実力では、一体何が出来るという
のか?

この所、気力が落ち込んできていると、ブログで愚痴り続けている。
しかし、よくよく考えてみると、気力以前に、体力的に落ち込んで
いるなと気がついた。

ふと思う。
若い頃、私は何がやりたかったのか、どんな夢を見ていたのか?

そう、ロケット工学の糸川博士に憧れていた。
ロケットで宇宙に飛び出す。
本気でそんなことを考えていた。


2ヶ月ほど前に、友達に導かれて、50年ぶりかで、糸川博士の事績に
触れることが出来た。

「クリーンウォーク、プラネタリウム、そしてロケット」
http://blog.goo.ne.jp/sennin108/e/b6919d6b7d6a6e6eea8d146ee5399cbb
[2017年(平成29年)9月9日(土) 投稿]


いろいろな小説を読んで、いずれは私も何か書いてみたいと思っていた。
さらに、出来ることなら、社会福祉に貢献したいとも考えていた。


が、何一つ、実現できぬままに、「人生の終末期」 に足を踏み入れた。

何とも情けない人生だったと言うべきか?
いやいやそれなりには頑張ってきた。
それだけは言える。


ただ、自分の夢と、現実とが、いつかどこかで、ちょこっとずれてし
まった。
軌道修正をする暇もなく、今に至っているということなのだ。


顧みて、今の私は、やろうとすれば何でも出来る・・・はず・・・だ
・・・よな。


う~~~・・・む・・・ !!

放埒 (ほうらつ) の日々 (その3)

2017年11月05日 18時34分00秒 | 考える
放埒・・・気ままに振る舞う。 気ままで締まりがない。

酒のせいだろうか?
体が思うように動いてくれない!!

腕に力が入らない。
体力の衰えを実感する71歳。
疲れを体内に封じ込められない。


歩く。 ・・・心の赴くままに。
 
医大、A 先生、前回、診察後の説明
「体調が悪いようには見えない。 良いように見えるが・・・。」

なるほど、すると、気力の減少かも知れない。

弟との二人暮らし・・・。
彼が不自由になったとしたら、私はどう対応するのか?

兄弟とはいえ、二つの個性が同居するのは、本当に難しいことだ。

食事、結果、喰わねば良いだろうという問題ではない。

共同生活をしている以上、何事においても明確な意志表示が必要だ。
その意思表示がなければ、相手としては、準備せざるを得ない。

ここに至って、遠慮は、罪悪だ。


文章について

伝達力とは読みやすさ、その追求。
読みにくい文章は、読み取ることに力を持っていかれ、
結果、文章の内容にまで踏み込んで考えてもらえない。

理想は、息つく間もなく、一気読み。
読みやすく、それでいて、内容が理解しやすい文章。


常に、「読んでくれる相手の思い」を大切にする事が必要だ。
ブログ、文章は、もともと人に読んでもらうために書く。
そして、自分のためには、記憶の補填のため。


文章(ブログ)とは、私の自己証明、あるいは 存在証明。

後々のため、常に、読みやすく、分かりやすい文章が理想。
理想と言うより、これは絶対条件だ。