夢を見た。
小説を書き始めている私・・・。

それも、かなりスピーディだ。
「我が青春に悔い多し。すでに遅いかも知れぬが人生のやり直し。」
・・・いや、まだまだ。
神仏、我を助けたもうか?
神も、仏も、何も答えぬ。
そうなのだ、今、頼るべきは、自分、ただ一人。
7月7日(日)
七夕・・・。
見上げれば、曇り空。
この雲の上で、彦星と乙姫は、年に一度の出逢いを
果たす事が出来たのだろうか?
余計なお世話だが、ちょっと気にかかって空を見上げて、
雲の上に思いを巡らす。
が、よくよく考えてみれば、これって覗き見ではなろうか?
言ってみれば、公認の痴漢行為・・・?
7月8日(月) 朝、今日も、又、曇り空。
ウヰスキーを飲む。
カティサーク。
このところ、やたらピッチが速い。
やる事は、いや、やらねばならぬ事は多い。
だが、どこにも手がつかない。
飲酒とはまるで違う。
子供の頃、独り、闇の中に置き去りにされたままになるのが、
たまらなく怖かった。
権現山のてっぺん、そして物置の中・・・(いたずらの罰)。
小さな思い出の品。
他人の目から見たら、ほとんど意味のない、つまらぬ石塊。
それでも、当人にとっては、かけがいのない大切な物だ。
権現山で見つけた石器・・・昔の人が使ったスプーンだろうか。
そういった物が、世の中には、けっこうあるのではないか。
パイプに「桃山」の葉を摘める。
ちょっぴり慎重に。
実のところ、まだ私にはうまい葉巻の詰め方が分かっていない。
結構、パイプを始めてから時間が経つのに、未だにスッキリ
吸い終える詰め方が良く分かっていないのだ。
いつだって、途中で火を付け直す。
つまり、途中で火が(あるいは煙が、というべきか?)消えてしまう。
私は台所から瓶詰めのオリーブを持ってきて、それをつまみにした。
我々はしはらく何も言わずにウィスキーを飲み、塩味の付いたオリー
ブの実を食べた。 (騎士団長殺し・村上春樹)
瓶詰めのオリーブをつまみに、カティサークを飲む・・・か。
それって、いいかも!!
生活の芯を捉える。
70代、今こそ私が自分自身の人生を始める時だ。
始めねばならない。
もう、そんなに先はないのだ。
あと50年生きるとして・・・、それで、一体何が出来るのだろうか?
未だに自分自身の存在理由が分からない。
やつれたきった野鳩。
迷い迷って独り旅を行く。
旅行く先に答えなし、闇の中に答えなし・・・とは本当なのか?
やるべき事が思いつかない。
まぁ、「そんな日」があってもいいのではないのか?
ふと、そう思ったら、少し気が楽になった。
もっとも、私の場合、毎日、毎日が「そんな日」だ。
大体、私は他人を意識しすぎている。
花の色はうつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
百人一首より ・・・誰の唄だっけ?
小説を書き始めている私・・・。


それも、かなりスピーディだ。
「我が青春に悔い多し。すでに遅いかも知れぬが人生のやり直し。」
・・・いや、まだまだ。
神仏、我を助けたもうか?
神も、仏も、何も答えぬ。
そうなのだ、今、頼るべきは、自分、ただ一人。
7月7日(日)
七夕・・・。
見上げれば、曇り空。
この雲の上で、彦星と乙姫は、年に一度の出逢いを
果たす事が出来たのだろうか?
余計なお世話だが、ちょっと気にかかって空を見上げて、
雲の上に思いを巡らす。
が、よくよく考えてみれば、これって覗き見ではなろうか?
言ってみれば、公認の痴漢行為・・・?
7月8日(月) 朝、今日も、又、曇り空。
ウヰスキーを飲む。
カティサーク。
このところ、やたらピッチが速い。
やる事は、いや、やらねばならぬ事は多い。
だが、どこにも手がつかない。
飲酒とはまるで違う。
子供の頃、独り、闇の中に置き去りにされたままになるのが、
たまらなく怖かった。
権現山のてっぺん、そして物置の中・・・(いたずらの罰)。
小さな思い出の品。
他人の目から見たら、ほとんど意味のない、つまらぬ石塊。
それでも、当人にとっては、かけがいのない大切な物だ。
権現山で見つけた石器・・・昔の人が使ったスプーンだろうか。
そういった物が、世の中には、けっこうあるのではないか。
パイプに「桃山」の葉を摘める。
ちょっぴり慎重に。
実のところ、まだ私にはうまい葉巻の詰め方が分かっていない。
結構、パイプを始めてから時間が経つのに、未だにスッキリ
吸い終える詰め方が良く分かっていないのだ。
いつだって、途中で火を付け直す。
つまり、途中で火が(あるいは煙が、というべきか?)消えてしまう。
私は台所から瓶詰めのオリーブを持ってきて、それをつまみにした。
我々はしはらく何も言わずにウィスキーを飲み、塩味の付いたオリー
ブの実を食べた。 (騎士団長殺し・村上春樹)
瓶詰めのオリーブをつまみに、カティサークを飲む・・・か。

それって、いいかも!!
生活の芯を捉える。
70代、今こそ私が自分自身の人生を始める時だ。
始めねばならない。
もう、そんなに先はないのだ。
あと50年生きるとして・・・、それで、一体何が出来るのだろうか?
未だに自分自身の存在理由が分からない。

やつれたきった野鳩。
迷い迷って独り旅を行く。
旅行く先に答えなし、闇の中に答えなし・・・とは本当なのか?
やるべき事が思いつかない。
まぁ、「そんな日」があってもいいのではないのか?
ふと、そう思ったら、少し気が楽になった。
もっとも、私の場合、毎日、毎日が「そんな日」だ。
大体、私は他人を意識しすぎている。

花の色はうつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
百人一首より ・・・誰の唄だっけ?