80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

73歳、最後の一日。

2020年07月23日 08時26分13秒 | 考える
70を越えて、今73歳。
このままで良いのだろうか?
目的もなく、街をぶらつき、酒を飲む。
仕事はどんな事でもそれなりに苦しい。
楽な仕事なぞ、どこにもありはしない。

7月22日(水) 曇り
体が思うように動かない。
5階の部屋を出て、バス停に行くだけでも、何度となく立ち止まり、道横の石垣に腰を下ろす。
何とも情けないと、自分でも思う。
自分の居場所はどこだろう?

生活費は、何とか足りてはいる。
だが、人は金だけで生きていけるものではないと、ずっと思い続けている。
言ってみれば、今の自分を受け入れることが出来るか、否かだと感じている。
どこかで、それを見つけようとの悪あがき・・・。
老いぼれて、ただ夢に見るスーパーヒーロー。

7月23日(木) 曇り
73歳、最後の一日。
だが、ただそれだけの話。
相変わらず、腰痛と共に目覚める。
ウィスキーを空にする。

今日は「海の日」・・・国民の休日。
明日、24日は「スポーツの日」・・・これまた「国民の休日」だとか。

休みが増えるのは結構なことだが、その日を楽しむ金は、どこからも出ない。
時間ばかりで、一体どうやって楽しめば良いのだろうか?


星のない夜 ただ独り
グラスに注ぐウィスキー
誰もいないこの部屋で
たった独りで酒を飲む
いつの間にやら眠りこけ
目覚めりゃ外は曇り空

君の言葉を忘れはせぬが
やはり会いたい 今一度
たった独りでただ思い出す
夜明けの空のうす暗さ
君のその手の冷たさが
思い出されてたまらない

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