80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

夏、日々に思う。 (2)

2018年08月19日 17時16分03秒 | 日記
8月17日(金) 晴れ  風が凄く強い。
午前10時。
・・・弟君は、いつものように、とっくに出勤。
かく言う私は、仕事無し。
 ・・・自分で仕事を作れ!! ・・・などと。
それにしても、暑い!!

ふと思った。
旅に出たい。
どこか遠くへ行きたい。

そう言えば、大昔、そんなテレビ番組があった。
そのテーマ音楽、

・・・知~らない街を歩いてみた~い♪
  どこか、遠~くへ、行ぃき~たぁ~い・・・♪


しかし、考えてみると、遠くに行って、私は何をするつもりなのか?
窓から青い山脈が見えている。
その向こうに真っ白な雲・・・。
あの雲の向こうには、一体何があるのだろうか?

母さんは3年前に87歳で亡くなった。
逆を言えば、87歳まで生きていてくれたということでもある。
そう、もう3年になるのだ。
時は黙って通り過ぎていく。
87歳・・・、私が追いつくのは、15年先だ。


8月18日(土) 晴れ  暑い。

考えてみれば、現在の私は、社会的に無用の存在だ。
ただ、生きている。
何のために? そして誰のために・・・?


いずれにせよ、物欲しげにまわりを見回すのは、そろそろ止めにしたい。
私はすでに社会的には無用の存在だ。
ただひたすら生きているだけ。
一体、何のために・・・?
誰のために・・・?


自分の力量に期待するのは止めるべきだ。
それは、結果として、落胆の原因になるばかりだ。
私は、求めすぎるのかもしれない。


とは言え、やはり、生きていく以上、役立ち感は欲しい。
人との繋がり感が欲しい。


今の気持ちは、その裏返しなのだろう。

盆踊りの太鼓の音が聞こえている。
そして、花火・・・。


夏、日々に思う。 (1)

2018年08月18日 19時52分40秒 | 日記
ありのまま、そのままに、的確、正確に把握することによって、
正しい対策、対応が考えられる。

8月7日(火) 久々の雨、低温・・・。 
雨、台風の影響らしい。
家にこもる。

8月8日(水) 雨・・・というより風が強い。  
あり合わせのものを食べて家にこもる。

弟は仕事に出る。
今日は、室内の作業とかで、雨はあまり関わりないらしい。
いずれにせよ、汗びっしょりになるんだ・・・とか。

う~ん・・・。

8月10日(金) 晴れ 今日は弟の誕生日だ。  

何でも良い、ともかく稼ぐことを考える。
それこそが、現在、他人・・・とりわけ、弟への負い目、劣等感を解消して
いく唯一の方法ではないか?
とは言うものの、すでに70代・・・体力も、さらには気力すらも日増しに
衰えていくのを感じている現在、私に一体何が出来るというのか?

さらには、何でも良い、とにかく金になりさえすれば・・・という貧乏根性が
逆向きの効果をもたらしているのかも知れない。

思えば、親の転居に伴い、高校中退、独立して職探し、運良く、さして時を
置かずに就職。

以降、「自分」を求め続けて50年。
その間、二度の転職をしたものの、どこの職場でも、暖かく見守られ、さして
問題を起こすこともなく60歳定年。
嘱託として5年、7月末、65歳で退職。
これ以上、何を望む・・・?

その後、5年間、再就職先を求めて歩き回ってみたが、この就職難(?)、結局
どこも見つからなかった。
この就職難(?)の時代。
まぁ、そんなものだろう。
 

相も変わらず、灼熱地獄

2018年08月06日 18時39分42秒 | 日記
8月6日(月) 曇り 相も変わらず、灼熱地獄。
この暑さ、何かやる気も起こらない。
裏返すと、何かやりたいということなのだが・・・。
目的とすべきものが、まるで思い浮かばない。()
見えてこない。

とは言え、今さら感。
考えてみると、土台となるべきもの・・・積み重ねてきたものが、何も無い。

・・・語れや、君。
   そも若き折、何をか為せし。 ・・・ヴェルレーヌ


そういう事なのだろうな。

人生は物真似から始まる。
変身願望・・・?
今さら・・・?
この歳になって・・・?

でも・・・、

もしかして、ひょっとすると・・・。

「昭和の日」 振替休日

2018年04月30日 19時50分52秒 | 日記
4月30日(月) 「昭和の日」振替休日
2:20 目が覚めてしまった。
やむを得ず、起き上がってパソコンを覗く。
特に変わったこともなし。

3:11 何かになるつもりで、一所懸命生きてきたつもりだったが、
結局は、「私」にしかなれなかった。
所詮、人生とはこんなものなのかも知れない。

今さら、この歳で何を言ってみても、「言い訳」にしかならない。
でも、なぁ・・・。
この先、生きているかぎり、大転換が訪れるやも知れない。
物語は大抵そうなっている。
物語の先に期待して、生き続けてみるか。

4:40 空、白み行く。
今の私、ここアパートは勿論だが、どこに行っても、自分の居場所
ではないと感じてしまう。
どこか、ゆったりと心落ち着かせる場所が欲しい。
贅沢な望みだろうか?
周囲に気を遣って、好きなCDも、生では聴けない。

買い置きの缶ココアを湯で温めて飲む。
うまい・・・!!
・・・だが、それだけ。
何故か、心は冷え切ったままだ。

「非日常的日常」
こんなはずでは、なかったのだが・・・。

いつものように、何となく出掛ける。
午前中、快晴、・・・暑いほどの陽気だ。
バスで街に出る。

期待外れ・・・。
いつもと何ら変わらない。
いつもの交番前の広場、ベンチに腰を下ろして目の前を行き交う
人を眺めている。

交番の警察官がじっとこちらを見やっているような気がする。
そんなはずもないのだが、そんな風に感じる自分が、何か哀れで
情けなさを感じる。

13:00 暑い・・・!!
夏のようだ。

今日の運勢。
獅子座・・・第1位。

まぁ、11位だろうと、12位だろうと、私が行動しなければ、何の
意味もない。

15:00 日が陰り、少し涼しくなってきた。
アパートに戻ろうと思う。

途中、また四つ葉のクローバーを見つけた。
少々、虫食いだが、摘み取って帰る。
どうやらこの所、クローバーの群生を目にすると、四つ葉を探して
キョロキョロするのが癖になってしまったようだ。


今日は、第1位にふさわしい、良い一日だったのだろうか・・・?

老老日記 (その1・2018年4月)

2018年04月27日 17時11分27秒 | 日記
老老日記 (その1・2018年4月)

老いて自らを他人任せにする、せざるを得ないという不安。

70代突入・・・日々、体力の衰えを感じる。
この年代では当然、致し方ないことだと言われそうだが、
まだまだ、この私、やることがあるのだ、こんな所でもたついていられっか!!
・・・てな事を他人様には言ってはいるものの、現実を顧みてみれば、やはり
これは年寄りの見栄、幻想だと思わざるを得ない。

気力はともかく、体力は確実に低下している。
男の (多分、女性であっても同じだろうとは思うが) 独り暮らしとは、わびしく
寂しいものだ。
いつ病気で寝込むことになるか、その時、近くに誰もいない。
頼るものがない。

私の場合、実際は弟と同居中だが、彼には仕事がある。
さらに、こちらの気持ちとして、これ以上、弟の世話にはなりたくないという、
言ってみれば自尊心がある。

いずれ、単なる老人の見栄に過ぎないことなのではあるのだが。

病気で寝込むならまだしも、認知症(おっと、これも立派な病気だった)になった
ら、どうすれば良いのか?
あぁ、もっとも認知症では、当事者の私は何も分からず、何も気にならないのか
も知れない。


せめて、私に、ある程度の財産でもあればなどとも考えるが、現実を見れば、
苦笑いをしてごまかすしかない。


私の人間関係。
振り返ってみれば、私の過去は、常に他人に頼って生きてきたようなものだ。
それでも若い頃、在職中は、「自らの意志で働いている」と考えていたのだが、
今、思うと、ずっと「働かせてもらっていた」のだなと感じる。

暇もてあまし、ひたすら駄文を綴る。

これで話し上手であるならば、他人も寄ってくるのだろうが、無口の上、話し
下手では人も離れていくだけだ。

私の存在は、弟にとって、あまり有り難くないのではないだろうか?
日々、常に出歩く以上、外面もまた大事にする必要があるだろう。
妙な兄の存在が職場に知れたら、何かと働きにくくなるものだ。

ふと、見上げた空が、大分曇ってきた。
頬に当たる風が、何やら湿っぽい。

行く当てもなくふらふらと、今日も独り、町中を彷徨う老人。
出来るなら、いつか、こんな無意味、無目的な行動から卒業したいものだ。