Sera の本棚

感動した本のことや映画を見たり、コンサートへ行ったりした感想、高槻の写真など記録できたらいいなあと思います。

第39回京都賞記念講演会

2024-11-12 11:15:58 | その他

友達に第39回京都賞記念講演会に誘われたので行ってきました。友達とは京都国際会館で待ち合わせました。会場は京都国際会館のメインホールです。座席にも机が付いていて椅子の座り心地も良かったです。受賞された方は

  1. 先端技術部門ージョン・ペンドリー(理論物理学者)
    イギリス アシュトン・アンダー・ライン生まれ81歳
  2. 基礎科学部門ーポール・F・ホフマン(地質学者)
    カナダ オンタリオ州トロント生まれ83歳
  3. 思想・芸術部門ーウィリアムス・フォーサイス(振付家)
    米国ニューヨーク州ロングアイランド生まれ75歳

司会者は元NHKアナウンサーの徳田章さんと石井麻由子さんで聞きやすくて良かったです。

1.ジョン・ペンドリーさんは将来透明マントが実現しそうなことを研究されています。メタ(超越した)マテリアル(物質)、天然には存在しない特性を持つ人工的な物質で光を制御するそうです。光が物体を避けて通るようにすることで、物体を見えなくすることができるそうです。難しいお話ばかりではなく、司会者に今までで1番嬉しかったことは何ですかと尋ねられると、妻に出会ったことです、妻と結婚できたことですと答えられました。多趣味でピアノも弾かれます。最後にメンター(「良き指導者」や「相談者」、「恩師」)を探しなさい。賢い人より知恵のある人をと述べられました。

2.ポール・F・ホフマンさんは「全球凍結(地球表面全体が凍り付いた)」と「プレートテクトニクス」に関して画期的な業績を挙げられました。フィールド調査を基本にされているので、体が資本です。ボストンマラソンに参加されて3時間以内にゴールされたそうです。走っているときに良いアイデアが浮かぶそうです。今は歩いておられるそうですが。やはり体を動かすということは脳にも良い効果があるのでしょうね。

15時から休憩に入りその後、ウィリアムス・フォーサイスさんの講演でしたが、友達と積もる話もあり、ここで退場しました。クラシックバレエのお話を伺いたかったのですが、2時間の講演で疲れました。イヤホンは音質が良く、同時通訳もわかりやすかったです。さすが京都国際会館です。

訂正です。ロビーには今まで受賞された方のポスターが展示されていました。そこに高槻JT生命誌研究館名誉館長中村桂子さん(写真右上の方)も受賞されているのを知りました。友達に話していたら、友達と同じ大学の同級生も受賞しているというので盛り上がりました。身近にえらい方がおられるものだと感心しました

こちらは

「世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰する『KYOTO地球環境の殿堂』に殿堂入りされた方々です。

訂正してお詫びします。

こちらは地下鉄への通路です。

「京都賞」は、科学や技術、思想・芸術の分野に大きく貢献した方々に贈られる日本発の国際賞です。「科学や文明の発展と人類の精神的深化のバランスをとりながら、未来の進歩に貢献したい」。稲盛和夫のそのような願いが込められています。3つの部門の受賞者には、メダルやディプロマのほか賞金1億円が贈られます。

稲森和夫さんは京セラの創業者です。素晴らしいですね。

今友達からのLINEでYouTubeにアップされていることを教えてもらいました。こちらにシェアします。

2024-11-11(月) 撮影

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契橋(あきない世傳金と銀特別巻上)ー高田郁作

2024-11-10 11:03:21 | 

友達に教えてもらって「契橋」高田郁作を読みました。2023年8月に発行されたらしいのですが、人気本で図書館で予約してやっと回ってきました。「あきない世傳金と銀」の特別巻です。五十鈴屋5代目店主惣次が消息を絶ってからのいきさつが書いてあったのでよくわかり面白かったです。惣次は商才があり、妻の幸を愛していたにもかかわらず、幸の商才に嫉妬して家出する羽目になりました。その後惣次は江戸で銭両替商、井筒屋の婿養子になっていました。嫁の雪乃は幸とは正反対で病弱でしたが、結婚後、雪乃の良さを見出す惣次でした。雪乃は「風」の微妙な違いや名前をよく知っています。

「花信の風」ー春先に花が咲くのを教えてくれる風
「茅花流(つばなながし)」ー湿気をふくみ、雨の伴うことの多い南風
「貝寄風(かいよせ)」ー季節風の名残の風
「春疾風(はるはやて)」ー春に激しく吹き起こる風

雪乃は色弱ですが白い色はわかります。惣次は庭に小米花を植えます。小米花とは雪柳のことで、白い花で風に揺れます。雪乃はその花を見て惣次の優しさと風を感じるのでした。

後半は五十鈴屋江戸本店のその後が書かれていました。旧知の仲の五十鈴屋の登場人物。再会できて嬉しいです。最後まで読んで気が付きました。何と、こちらの本は上で下があるそうです。それでまた図書館に予約を入れましたが100人以上待ちです。楽しみが続くのでゆっくり待ちます。

2024-11-10(日) 図書館資料 請求番号:913/B/タカ

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芥川緑地散歩

2024-11-09 12:59:04 | 撮っておき高槻

行楽日和で気持ちの良い朝だったので、午前10時から芥川緑地へ散歩に行きました。ソメイヨシノのさくらは落葉していましたが、これは山桜でしょうか?紅葉しています。

少年が虫取りしているようです。話しかけると

バッタを捕まえたと見せてくれました。

空の青が芥川に映って川の色も青くてきれいです。

橋を渡ってそろそろ帰らないと昼ご飯を作って、午後からはZOOMで「築地跡地をみんなの公園に第9回」の市民会議に参加します。

田植えしたようにきれいな田んぼです。これは「ひこばえ」と言うそうです。コメントで雷鳥さんに教えていただきました。

さっき出会った少年がまだ虫取りをしています。気を付けて、川に落ちないようにね。

大蔵司のスーパーに寄って帰りました。

2024-11-9(土) 撮影

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亥の子餅

2024-11-07 14:54:39 | お菓子

今日は立冬で亥の日です。この日、亥の子餅を食べる習慣があります。無病息災を祈ったり、イノシシにあやかって子孫繁栄を願う意味もあるそうです。源氏物語には光源氏が紫の上に亥の子餅を差し上げたと書かれているそうです。高槻阪急スクエアの叶匠寿庵の「亥の子餅」を買ってきました。

お菓子の説明に「冬を告げる菓子として『氷』の色目をあらわした真っ白な装いに仕上げました」と書いてあります。お餅は白餡が練り込んであるそうです。つぶ餡の中に小さく刻んだ柿や栗が入っていました。この冬も無病息災で暮らせますように。

2024-11-7(木) 撮影

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空の色

2024-11-06 18:59:49 | 撮っておき高槻

空の色がきれいだったので撮りました。もっときれいに見えるところと思って歩いているうちにどんどん暗くなってきました。秋の日はつるべ落としですね。

名神高速道路に沈む夕日を16:42に撮りました。大阪の今日の日没はちょうど17:00だったそうです。2024年の「立冬(りっとう)」は11月7日(木)〜11月21日(木)の15日間だそうです。明日は立冬で朝は冷えるそうです。皆さん、気を付けてください。

2024-11-6(水) 撮影

コメント (2)
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