友達にチケットをもらって昨日神戸のハーバーホールへ行ってきました。出演者は宝塚音楽学校首席で入学・卒業された「風かおる」さん、同じく元宝塚歌劇団員「RiRi]さん、風かおるシャンソン教室助手「伊藤法香」さん、元ミス日本で「ごとうフラメンコアカデミー」主催の「ごとうけい子」さんとその社中の皆さん、京阪神で活躍されているピアニスト「中村 力」さん、バークリー音楽大学出身のドラマー「KATANARI」さん、この方は風かおるさんのご子息です。それにベーシストの「川田智博」さん、芸能プロダクションをはじめ、他方面にわたり事業を展開されている「総 高陽」さんと本当にアラカルトなコンサートでした。今回は共通して感じたことがありました。元タカラジェンヌは歌っておられるときも指先までエレガントで、フラメンコダンサーは手の動きで感情を表現されて良く動いていました。ピアニストの演奏は素晴らしく、強弱がはっきりしたなめらかな音が次々に転がって歌より聴き入ったぐらいです。ベーシストの右手は硬い弦を本当につま弾いているのかと思うぐらい滑らかで、撫でている感じです。本当にしなやかでした。ドラムはスティックを1回転させたりパフォーマンスをしながらの演奏で、手首がとても柔らかくて見とれてしまいました。また、総さんはご自分のお母様が80歳代の時は寝込んだりされていたそうなのですが、直径3,4cmのボールを握りながら手を丸めたり広げたりすることによってお元気になり、今では100歳になられお元気らしいです。「皆さん、ボールをもって手をしっかりと動かせて元気で過ごしましょう」とエピソードを話されました。私にとっては「手」がカギだった今回のコンサートです。
習っているフラも手首の動きが重要です。ウクレレでもストロークするときは手首を柔らかくすると速く美しく弾けます。ティンホイッスルも指の動きが速いです。コンサートで観た美しい手をイメージしながら練習したいなと思いました。
コンサートは盛り上がり最後の「上を向いて歩こう」の曲でマイクを向けられビックリしましたが歌いました。隣の友達はマイクを向けられて本領発揮、大きな声で楽しそうに歌っていました。一番前の席でかぶりつきで観たので手や指の動きまで観られて良かったです。
2017-5-26(金) 於:神戸ハーバーホール 18:00~20:30