JR高槻駅の北口バス停の西にマロニエの木が7~8本あります。桜の木と交互に植えてあります。去年初めて気が付きました。
パリのマロニエの花を思ってここ最近は毎日通っています。まだお花は大きくなりそうです。
2022-4-25(土) 撮影
JR高槻駅の北口バス停の西にマロニエの木が7~8本あります。桜の木と交互に植えてあります。去年初めて気が付きました。
パリのマロニエの花を思ってここ最近は毎日通っています。まだお花は大きくなりそうです。
2022-4-25(土) 撮影
前回のお話で澪がおみくじをひきました。それには「凍てる道を標なく行くが如し ただ寒中の麦を思へ」とありました。料理屋「一柳」の主人柳吾にも
「ただ、陽だまりの中に居てぬくぬくと育てられるよりも、凍てる場所に身を置いて自らを鍛錬するのが似合うのかも知れない。」
と「寒中の麦」を示唆されます。料理人としての道をどう進むのか真剣に考える澪。そして澪がたどり着いた答えは「食は人の天なり」という言葉です。
「食は命を繋ぐ最も大切なものだ。ならば料理人として、食べるひとを健やかにする料理をこそ作り続けたい。」
と道がはっきりと見えました。ご寮さんは柳吾に嫁ぎ、澪が独立した後のつる家の新しい料理人も決まりいよいよ終盤です。登場人物それぞれが良い言葉を残しています。自分の周りのひとのことを大切に思い考えるからこそ出てくる言葉です。私も優しい言葉に癒されました。
厚く積もった雪が解けて消えそうに残っている雪、友待つ雪の朝、一片の雲もなく澄みきった蒼天。音は雪に吸い取られ静かな朝。澪の心の波も静まり、まさに雲外蒼天。美雪晴れというに相応しい澪でした。
2022-4-25(月) 図書館資料 請求番号:913/B/タカー9
火事で吉原廓の又次との別れを耐え忍び乗り越える「つる家」の面々。最初は怖いと思われていた又次が最後は皆に慕われ頼りにされて、すっかり「つる家」の一員になっていました。突然の別れで心の整理も出来ませんでしたが「つる家」の店主が
「そのひとを大事に胸に留めて、毎日を丁寧に生きようじゃねぇか。身の回りの小さな幸せを積み上げて、なるたけ笑って暮らそうぜ。そういう姿を見て初めて、亡くなったひとは心から安堵できるんじゃねえのか。」
と皆を慰めます。この言葉は物語の中だけでなく、大切なひとを亡くしたすべてのひとの指針だと思います。そういうことを話せる雰囲気がいいなと思います。思っていてもなかなか口に出しては言いにくいものだと思います。それから今回はシニアに視点が向けられます。
「ひとは齢を重ねれば重ねるだけ、寂しくなっていく。誰かを支え、誰かに支えられてこそ、生きる望みも湧くというものです。」
ご寮さんの幸せを心から願う澪です。幸せの兆しが見えてこの物語の終わりが近いのかなと思いました。
2022-4-23(土) 図書館資料 請求番号:913/B/タカ-8
美人で優秀な弁護士の波乱万丈な人生の物語です。展開が早くてワクワク・ドキドキがとまりません。英語で書かれた本を読みながら日本語の訳を見て読みましたが、訳を見るのが面倒でそのまま読み進めたい気持ちになりました。面白いところは訳は読まず、1章全部読んでから後で訳を読みました。少しぐらい単語がわからなくても何となくお話の内容が想像できます。主人公のジェニファーは不倫の末に私生児を出産し育てます。初めてのことで苦労も多いですが、生き甲斐でもありました。大切な息子を誘拐されてマフィヤの親分に息子を助けてほしいと懇願します。可愛い子供を助けられるなら、マフィアとつながることもあり得るなと思いました。母親の子を思う気持ちです。しかしそこから人生が狂い始めます。本当に面白かったです。今回出てきた単語は
2022-4-20 所有本
友達に教えてもらってすぐに図書館で予約しましたが、直木賞を受賞している人気の本でやっと順番が回ってきました。読み始めると宮本輝作「泥の河」を思い出しました。心淋し川のある心町(うらまち)の長屋でのお話。貧しい家庭で育って塵芥の川のそばの劣悪な環境でも人は生きていかなくてはなりません。貧しくても器量が悪くても恨みがあっても最愛の人を亡くしても自分の生きる場所を受け入れて、自分に出来ることを見つけて助け合って。深い悲しみの中でも生きていく物語でした。川は塵芥でも、かすかな光、ほんの小さな幸せを思って。同じ長屋のお話が6話あり、それぞれの最初にそのお話の暗示のような文章がありました。それを読んだだけでノックアウトされたように感じました。
2022-4-16(土) 図書館資料 請求番号:913/サイ
毎年4月の第2日曜日に高校の同級生が植物園に集合することになっています。同窓会でも何でもなく都合のつく人だけで集まります。今年で10年以上続いているそうです。私は今回が初参加です。京都府立植物園は他府県の人でも年齢を証明出来るものを持っていれば70才以上は入場無料です。お天気が良くて気温も上がり、暑いぐらいで木陰を探すほどでした。入った途端にチューリップが満開でした。
こちらはライラックです。北海道のイメージがあります。札幌ではライラックまつりがありますね。
こちらは右側の低いお花は「ショカツサイ(アブラナ科)」で、左の濃いピンクは「ミツバツツジ」です。
「ショカツサイ」を大きく撮るとこのような花です。
この木は大きく立派で枝ぶりも良いので撮りました。「アキニㇾ」、葉はどんなふうに茂るのでしょうね。また茂ったところを見に来たいです。
桜はまだ散らずにきれいでした。種類が沢山あります。
「苔清水」という名の桜です。一重中輪、荒川堤由来の品種だそうです。
新緑がきれいで撮りました。
「八重紅枝垂れ桜」です。
この辺りで待ち合わせです。
「トビカズラ」マメ科の植物です。栗の1/3ぐらいの実が地面にたくさん落ちていたので見上げると木にも沢山生っていました。
紅枝垂れ桜の林、満開できれいでした。
帰りは錦の伊藤若冲の生家の前を通りました。友達の中に京大卒業後アメリカの大学院に進学してニューヨークの大学で教えていた人がいます。アメリカにいた時に東京の大学からヘッドハンティングされ、そののちに鳥取の大学にヘッドハンティングされ、また次は東京へ。現在は退職して京都に帰って来ました。普段は何しているのか尋ねたら本を書いているそうです。どんな本?と聞いたら学術書で英語で書いているそうです。確か数学関係だと思います。アメリカのお話を聞かせてほしいと言ったら、今度家にみんなを招待してくれると言いました。アメリカでの面白い話が沢山あるそうです。すごーく楽しみです。
2022-4-10(日) 撮影
主人公澪は「想いびとと添う幸せ」、「料理人として生きる幸せ」に悩み苦しんだ後に「心星」を見つけました。想いびととの人生ではなく、料理人として生きる道を選びました。そのことを1番に想いびとに伝えます。
ーならば、その道を行くのだ。あとのことは何も案ずるな。
と言われ、すべてことがうまく運びました。想いびとの澪を大切に思う気持ちが伝わりました。以前「恋はしておきなさい」と言ってくれた腰の曲がった「りう」さんに「恋を知って澪さんの料理が変わりましたよ」「恋を知って、食べるひとの幸せを心から祈る、切ない祈りが籠っているのですよ」と励まされます。澪は苦しんで料理人にとって大切な味覚や臭覚が利かなくなりました。そんな時に「匂いと味がわからないのは、料理人にとっては確かに試練だけれども、鼻と舌が眠っている間に、すべきことはあるはず」と忠告をして下さる方がありました。味覚臭覚が戻るまで手伝ってくださる料理人がいて澪は味覚臭覚以外の方法で精進するのでした。やっと元気を取り戻しつつあると思ったのもつかの間、吉原が火事になり、幼馴染のいる吉原へ必死で走って助けに行くのですが、又次が命がけで野江を守り息絶えました。この火事の最中に澪の味覚臭覚が戻りました。今は消防自動車があり、延焼が防げますが、ちょっと前まで木造の家は大火事になって被害が広がりました。又次の弔いが済んで表に出ると美しい虹が出ていました。
「夏天の虹の向こうに、大きく手を振る又次の姿が見えた」 美しい情景が目に浮かびます。
「心は常に振り子のごとく、希望と失望の間を行き来きする」とこの本にもありましたが、一難去ってまた一難、困難にもめげず、周りの人の気持ちを慮る澪、その慮る気持ちがまた周りの人から澪に返ってきます。登場人物一人一人に愛着がわきます。もうすぐこのシリーズも終わるのかと思うと寂しいです。
2022-4-9(土) 図書館資料 請求番号:913/B/タカ-7
「みをつくし料理帖4,5,6巻」まとめての投稿です。時代小説なのですが知らない間に私は現代のこととして読んでいます。人がすること、考えること、感じることは昔も今も変わらないということでしょうか。主人公「澪」と両替商伊勢屋の娘「美緒」、偶然同じ名前の2人の女性の恋のお話が続きます。19歳,20歳、そのあたりの若い女の子、切なくてドキドキして恋しくて・・・。腰の曲がったおばあさん「りう」が「恋はしておきなさい。あんたならどんな恋でもきっと、己の糧にできますよ。」と言いました。報われない恋でも、想い続けられるだけで良いと思う澪でした。恋のゆくへを見守りながらも今回もいろいろなことが起こります。吉原廓とつながりが出来、幼馴染「野江」と面と向かっては出会えませんが、同じ廓の「翁屋」の料理人「又次」を通して、気持ちを伝えあうことはできました。澪は益々精進し美味しい料理を心を込めて作りました。心を込めて一生懸命する人を応援したいと思う人はいるもので、澪の周りには良い人が集まって来ます。恋も成就するのか?と思いきや、はてさて。吉原で料亭を作りそこで腕を振るわないかという話まで持ち上がります。今回は悩みが多くて澪は眠れない日が続きます。大丈夫なのかと読んでいる私もヒヤヒヤしました。周りの人の気持ちを人一倍慮って、なかなか結論を出せず、町医者の永田源斉先生に相談しました。「生きる標となる心星」を探すようにと助言をもらい、揺るぎのない心星を探そうと胸のうちに誓いました。澪がよく行く「化け物稲荷」に駒繋(コマツナギ)の花が咲いていました。それを愛おしんで育てています。花が終わった後も出てきます。花言葉は「希望を叶える」です。嬉しい予感。私も注意して7~8月に咲くという駒繋の花を探そうと思いました。ピンクで葛に似た花です。
今回も面白くてあっという間に読み終えました。
2022-4-6(水) 図書館資料 請求番号:913/B/タカー4,5,6
イルカショーも見れました。ドルフィントレーナ―の合図に合わせて上手にジャンプするイルカが健気で拍手を送りました。
本当に感動しました。こちらのプール以外にもあと2つこのようなプールがありました。
ペンギンが沢山いました。種類もいろいろです。
シロクマ
帰りの電車は「パンダくろしお号」でした。
座席もパンダでかわいいです。
時間がなくて先頭車両を写せに行けなかったので、JRさんからお借りしました。春休みの楽しい思い出が出来ました。
2022-4-1(金) 撮影
昨日は孫と白浜アドベンチャーワールドへ行きました。天王寺から特急くろしおに乗って白浜まで。
まずはとれとれ市場に直行です。
孫はお肉よりも海の幸が大好きです。
アドベンチャーワールドのエントランスです。ペンギンが迎えてくれました。
白浜と言えばパンダです。パンダは並ぶことなく何回も見られます。しぐさが本当にかわいいです。
桜も満開できれいでした。
「ホースパフォーマンス」を見に行きました。
「ハクトウワシ」です。アメリカの国鳥で視力は人間の8倍だそうです。
フラミンゴも沢山います。「チリーフラミンゴ」「ベニイロフラミンゴ」の2種類がいました。
チンパンジー
カメはお食事中です。
口の周りに一杯ご馳走を付けているのが面白くて撮りました。
きれいな鳥
ラブラブな鳥
きれいな孔雀、羽を広げたらどんなにきれいかと思います。
長くなるので明日に続きます。
2022-4-1(金) 撮影