昨夜(9月23日)テレビドラマ「HERO」が放映されました。木村拓哉さんが主演の検事「久利生公平」の物語です。山口県の海沿いの静かな町でおきる殺人事件。手掛かりになったのは通販でしか買えないナイフでした。久利生公平のナイフについての知識など面白くて、よく出来ているなと思いました。またきれいな海とトンビの鳴声「ピーヒョロロローピーヒョロロー」がのんびりした田舎町を連想して懐かしい気がしました。中卒で大検から検事の資格をとった久利生公平は自由奔放に振る舞っているようですが、肝心なところは見落としません。先日、NHKの番組「プロフェッショナル」で放送された広島大学准教授長沼先生のお話の中で「思い込みを捨て思い付きを拾う」という言葉がありました。それはまさに久利生公平がしていることです。一流はどこか似ているのですね。先入観を持たず、とらわれず、真っ白い心でしかも楽しく捜査していくところに惹かれました。この次は早く映画を見たいです。
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