先日Facebookで「京都学」の受講生を募集していたのですぐに応募したら、当選の通知メールが届きました。5月1日~7月31日全14回で、それぞれ京都でご活躍のその道の専門家が講師です。1回ずつ応募するようだったので、私は本日の門川大作京都市長の講座に申し込みました。もう10年以上前になりますが、京都の友達何人かと出会ったときに「今の京都の教育長はいいよ!」と皆が口々に褒めるのでへぇ~と感心して聞いていました。しばらくして選挙で教育長から京都市長に当選されたことを知りました。それでずっと関心を持っていました。テレビで拝見するといつもお着物姿で、着物文化を推奨されているのだなと思っていました。本日楽しみにして大急ぎで家事を終え出かけて行きました。
京都の文化と伝統産業
全国津々浦々とつながり、
~イノベーションを生み出す日本の宝、世界へ!未来へ!~
という題名を見た時は意味が分かりませんでしたがお話を伺いよくわかりました。京都には沢山の伝統産業があり、素晴らしい技術がありますが、最近の状況を見れば危機的状況にあるというのもわかります。儀式やお祭りをする時もこの技術なしでは出来ません。需要と供給がなければ仕事として成り立ちません。伝統産業が衰退すると後継者もいなくなります。多方面でいろいろな問題が出てきます。多面的・多角的に伝統産業がつながり発展していかなくてはいけないのだと思います。とてつもなく広くて深いつながりを活性化させるのは並大抵のことではないと痛感しました。和食の出汁は昆布とカツオ、二つとも京都でとれるものではありません。この例のように和食の伝統文化を活性化させるにも全国津々浦々とつながり、その上でイノベーションを生み出す日本の宝として世界に発信、未来に発信ということだと思いました。「作り手と使い手を育てていくこと」が大切です。そして門川市長が仰っている
「日本に京都があってよかった。」「世界に日本があってよかった。」
と思えるような世の中に向かって一人一人の出来ることをやれたらいいなと思いました。
2018-5-1(火) 於:京都造形芸術大学 春秋座 13;10~14:30 講師:門川大作京都市長
さてここからは今日撮ってきた写真です。京都駅からバスに乗り景色を見ていたら、警察官が沢山交通整理されていたので何かあるのかな?と思っていました。京都市役所前を通るとデモが!本日は5月1日でメーデーです。
警察官も車と車の間に入ったり危ないです。交差点でも上手に交通整理されていました。
こちらが京都造形芸術大学です。
お昼なので学食へ行きました。こちらのポスターにうれしいお知らせが!有名シェフのスペシャルメニューがあります。私は茂出木シェフのハンバーグステーキ(500円)にしようと喜んでいたら、また別の日のメニューだったようです( ´△`)アァ- 後ろの女子大生が教えてくれました。それにしても安いです。唐揚げのあんかけ丼380円にしました。
京都造形芸術大学はただ今工事中。
講演会も終わりまたバスで帰ります。新緑がきれいです。
バス停の名前読めますか?かみはてちょうなんですって。
バスを待っている間に「京都学」のパンフレットを見ました。6月19日(火)柊屋6代目女将 西村明美さんの講座も受講したかったなと思います。以前柊屋さんの仲居さんだった田口八重さんの本「おこしやす」を読んだからです。それから柊屋さんの中を見せていただいたことがあります。定員は200人。締め切りが4月10日だったのでダメでしょうね。
良いお話を聞かせていただき、学食を頂き、メーデーを見て、警察官のご苦労を見て、新緑に心が洗われ、充実した1日でした。
2018-5-1(火) 撮影
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