あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 笠岡諸島グルメツーリング_白石島~真鍋島

2009年05月17日 | 旅するシーカヤック
2009年5月16日(土) この週末は、カヤック仲間/横断隊仲間であるGoさんに笠岡ツーリングのお誘いをいただいた。
横断隊仲間でもある白石島の民宿『はらだ』をベースに、笠岡諸島を漕ごうというプラン。 ありがたいことである。
もちろん速攻で返信。 『行きます、行きます! よろしくお願いしまーす』
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白石島に到着すると、いつもお世話になっている民宿『はらだ/原田』へ。 荷物を置かせていただき、着替えて、コーヒーを飲みながらしばし歓談。
新しく建てたという艇庫からカヤックを出し。Goさんと私の二人で真鍋島に向けて出発した。
 
残る二人は、今日は高速艇で真鍋島に向かい、向こうで合流する計画である。
後半は少し向かい風であったが、追い潮で快調なツーリング。 約1時間半で、真鍋島に到着。
ほぼ同時に、二人の乗った高速艇も真鍋港に入ってきた。 Good timing!
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浜にシーカヤックを引き揚げ、静かな島の道を歩いて行くと、ベンチが置いてある。 そこには、島のおばちゃん三人が座って居られた。
 
『こんにちは』と挨拶すると、『こんにちは』と返ってきた。 『ここは、花の栽培で有名な島ですよねえ』 『昔はねえ、そうじゃったけど、今はみんな年寄りになって山に行くんも大変じゃけん、あまりやりよらんのよ』 『そうなんですか』

『ところで、映画の撮影の時はどうじゃったですか?』と聞くと、『そりゃあ賑やかじゃったよ。 祭りみたいじゃった』 そう、この島は、『瀬戸内少年野球団』のロケ地になった島なのである。

『夏目雅子はきれいじゃったですか?』 『うん、そりゃあ別嬪じゃったねえ』 そうだろうなあ、映画で見ても本当にきれいな女優さんであったもの。
『今日は島弁(島弁当)を頼んどるんです』 『ほうね。 そりゃあええね。 まあゆっくりして行きんさい』 『はい、ありがとうございました』 うん、上陸して最初に会った方々の第一印象はバッチリ! こりゃ、なかなかええ島やなあ。
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船着き場で、予めGoさんが予約して下さっていた『島弁』を受け取り、島を散策。
 
ロケに使われたという学校へ。 木造で雰囲気の良い校舎。 子供達の歓声が聞こえてきそうな校庭。 古き良き時代の日本の風景が、ここには残っている。
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再び港に戻り、待合室のベンチで『島弁』をいただく。 うん、これはおいしいなあ。 『ごちそうさまでした』
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食後は、城跡があるという山に散策へ。 塩飽水軍の流れを汲む、真鍋水軍の城跡だとの事。
 
山から下りると浜に戻り、出艇準備。 『じゃあ、先に出ます。 また白石で!』 と言う訳で、高速艇での移動組に見送られ、再び白石島へと漕ぎ戻った。
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今日は少し雨は降ったものの、潮も良かったし、風もそれほど吹かず波もなくて、なかなかのツーリング日和であった。

さあ、これから民宿『はらだ』名物の夕食だ! という訳で、ちょっとだけ予告編。
 
これで、ほんの一部。 ああ、辛抱たまらん。 ビールや! ワインや! 焼酎やあ!

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