A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Urayasu-83

2011-03-25 | Urayasu
「私たちが花のたたずまいに心を惹かれたり、香りに魅了されたりしますと、 花の「実存」のようなものが私たちの心の内部にまで入り込んで、そこで 花は私たちの心の一部分と化してしまうでしょう。このとき花と私たちの 心は、つながっています。主体と客体として、分離などされていないのです。 ですから「私は花を見る」という事態は、同時に「花が私を見る」という 事態でもあるのではないでしょうか。そのとき、花と私たちの間には、 ひとつの「場」が出来上がっている、と言えます。」中沢新一 . . . 本文を読む
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