夜景
2006-01-08 | 詩
優しい雨が
彩る
冷めてゆく
オルゴールの音色
口笛を吹かそう
渇いた
灰色の中に
船が出てゆく
深夜便の汽笛がゆっくりと鳴り
深く居たたまれない
音色を奏で始める
淋しいか
しびれた左手に尋ねる
淋しいと
冷えた右手が答える
全てが
石の様な記憶になるなでに
まだまだ長い時間がかかるのだろうね
切ないか
擦り切れたジーンズに
尋ねる
切ないと
不安の影が
虚ろに答える
罪の無い日々
揺れ動く回廊
灯りが震えている
四角い窓から眺める
夜景の港
彩る
冷めてゆく
オルゴールの音色
口笛を吹かそう
渇いた
灰色の中に
船が出てゆく
深夜便の汽笛がゆっくりと鳴り
深く居たたまれない
音色を奏で始める
淋しいか
しびれた左手に尋ねる
淋しいと
冷えた右手が答える
全てが
石の様な記憶になるなでに
まだまだ長い時間がかかるのだろうね
切ないか
擦り切れたジーンズに
尋ねる
切ないと
不安の影が
虚ろに答える
罪の無い日々
揺れ動く回廊
灯りが震えている
四角い窓から眺める
夜景の港