約束の残骸
2006-02-26 | 詩
ガラス細工のグラスが
割れた
理由も知らされず
ワインの赤が
雫となって
絨毯に滲みこんだ
優しい
緩やかな週末の夜
許された大地で
終末は告知され
知らされたのは
理解困難な複雑な微笑
ねえ
約束は
消え去る
いずれ
壱百八つの煩悩の数
そのいちいちが
困惑し偽善を晒し
あばきたてられた暮らしの影こそ
「生きている」
野良猫だけが知っている
果たされない約束の膨大な数
終止符を上手くうてない
ダルセーニョし続ける
約束は果たされなかった
僕は
自分の馬鹿さ加減にキズケナイ
野良猫だけが知っている
果たされなかった
約束の残骸
割れた
理由も知らされず
ワインの赤が
雫となって
絨毯に滲みこんだ
優しい
緩やかな週末の夜
許された大地で
終末は告知され
知らされたのは
理解困難な複雑な微笑
ねえ
約束は
消え去る
いずれ
壱百八つの煩悩の数
そのいちいちが
困惑し偽善を晒し
あばきたてられた暮らしの影こそ
「生きている」
野良猫だけが知っている
果たされない約束の膨大な数
終止符を上手くうてない
ダルセーニョし続ける
約束は果たされなかった
僕は
自分の馬鹿さ加減にキズケナイ
野良猫だけが知っている
果たされなかった
約束の残骸